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更新日:2024年6月20日

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賃上げ一時金調査 令和6年【春季賃上げ】(詳細分析報告)

令和6年春季賃上げ妥結状況(詳細分析報告)【同一の組合による対前年比較】

大阪府商工労働部雇用推進室労働環境課は、今年の府内労働組合の春季賃上げの妥結状況について、前年からの妥結額等の動きを詳細に把握するため、「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた同一の組合による対前年比較・分析を行いました。

【全体結果】

項目

令和6年

令和5年

対前年比

妥結額

14,486円

10,115円

4,371円増
(43.2%増)

賃上げ率

4.78%

3.65%

1.13ポイント増

【調査時点:令和6年5月27日現在】【加重平均(組合員1人あたり平均)】【集計組合数:474組合】

【主な特徴点】

  • 妥結額、賃上げ率ともに前年を大幅に上回っている。
  • すべての企業規模で前年を大幅に上回っている。
  • 産業別では、製造業、非製造業ともに前年を大幅に上回っている。
    また、製造業では8割の業種で、非製造業では全業種でプラス傾向となっている。

調査対象及び集計方法

本調査は、5月27日までに「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた554組合(※)のうち、前年の妥結額についても把握できた474組合について、対前年比較及び詳細な分析を行いました。

(※)この554組合を対象とした加重平均結果については、6月7日公表の令和6年春季賃上げ要求・妥結状況(最終報)をご覧ください。

調査結果の詳細分析【集計組合数:474組合】

(1)妥結額の状況【添付資料の1ページ・表1参照】

本年調査では、妥結額14,486円(前年:10,115円)が、対前年比4,371円増・43.2%増となり、前年を大幅に上回る結果となりました。

(2)企業規模(従業員数)別の妥結状況【添付資料の2ページ・表2参照】

企業規模別の妥結額における対前年比較では、
「299人以下」が、対前年比2,681円増・33.4%増(令和6年:10,705円 令和5年:8,024円)
「300から999人」が、対前年比5,192円増・53.8%増(令和6年:14,844円  令和5年:9,652円)
「1,000人以上」が、対前年比4,397円増・42.2%増(令和6年:14,809円 令和5年:10,412円)
となりました。

(3)産業別の妥結状況【添付資料の4,5ページ・表4-(1),(2)参照】

産業別(大分類)における対前年比較では、製造業が16,545円(対前年比5,080円増、44.3%増)、非製造業が12,615円(対前年比3,727円増、41.9%増)となりました。
製造業では、記載した18業種のうち15業種でプラス傾向となりました。
非製造業では、11業種全てでプラス傾向となりました。
 

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