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令和5年度小児救急電話相談利用実績
令和5年度 相談実績まとめ
令和5年度の電話相談の総件数は、71,596件(1日平均195.6件)となりました。19時から22時台の電話相談が全体の6割を占め、23時台以降は約4割と、例年と同じ傾向でした。相談される子どもの年齢は0歳が23.8%、1歳が18.8%となり、この比率も例年と同じ傾向でした。また、多かった相談は、発熱(34.0%)、嘔吐(10.4%)に関するものでした。症状発生から1時間以内での相談が47.4%と全体の半数を占めていました。
月別相談件数
令和5年度は5月の相談件数が突出しており、相談内容としては発熱によるものが多くありました。要因としては、様々な感染症流行を懸念した相談と考えられます。
時間帯別相談件数
22時台までの相談が約6割近くを占めますが、深夜帯の相談も約3割と引き続き相談が寄せられました。
症状別相談件数
例年と同様に、発熱に関する相談が、34.0%と一番多い傾向にありました。
地域別相談件数
市町村ごとの相談件数では、守口市、豊中市、吹田市、泉佐野市、寝屋川市で利用率が高く、よく利用されていることがわかります。
相談者の関心(何が知りたいか)
「受診に関して」知りたいという相談が約7割を占めており、家庭で保護者がどのように考え、対応すればよいかといった相談も比較的多く見受けられました。
対応内容
「助言のみ」や「昼間にかかりつけ医で受診」、「何かあれば医療機関を受診」することを勧めるケース等、家庭でどう看るかを説明するケースが多く見受けられました。