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更新日:2024年5月28日

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聖徳太子(厩戸王)ゆかりの地

聖徳太子(厩戸王)とは

574年~622年没。聖徳太子(厩戸王)は、推古天皇の甥であり、蘇我馬子らと協力して国家組織の形成を進めた人物である。また、四天王寺や法隆寺(斑鳩寺)を建立したといわれている。
(参考文献)笹山春生・佐藤信・五味文彦・高埜利彦(ほか12名)、詳説日本史改訂版、山川出版社、2016.ゆかりの地

令和3年は、聖徳太子の1400年忌という節目の年にあたります。

ゆかりの地

叡福寺

聖徳太子御廟(ごびょう)がある。「太子まいり」と呼ばれ親しまれている大乗会式は、聖徳太子の命日にちなんで4月11日と12日の両日に行われる。日本遺産“1400年に渡る悠久の歴史を伝える「最古の国道」”の構成文化財の一つ。

四天王寺

推古天皇元年(593年)に建立。『日本書紀』によると、物部守屋と蘇我馬子の合戦の折、崇仏派の蘇我氏についた聖徳太子が形成の不利を打開するために自ら四天王像を彫り、もしこの戦いに勝利したら、四天王を安置する寺院を建立しこの世の全ての人々を救済すると誓願され、勝利の後その誓いを果たすために建立。

聖徳太子の一生の伝説が描かれた絵伝を「絵堂」にて見ることができる。絵堂は、毎月22日に開扉。毎月21日(大師会)、22日(太子会)の2日間は縁日が催され、法要だけではなく境内には骨董品をはじめ多くの露店が軒を並べ大勢の参詣客が訪れる。

堀越神社

第33代・推古天皇の時代、四天王寺建立と同時期に、聖徳太子が叔父の第32代・崇峻(すしゅん)天皇を偲んで茶臼山に建立したと伝えられ、四天王寺七宮のひとつに数えられる神社です。

  • 所在地:大阪市天王寺区茶臼山町1-8
  • 最寄駅:JR環状線「天王寺」駅、近鉄南大阪線「大阪阿部野橋」駅

大聖勝軍寺(だいしょうしょうぐんじ)

高野山真言宗の寺院である椋樹山(りょうじゅさん)大聖勝軍寺は、聖徳太子ゆかりの河内三太子の一つで「下ノ太子」と呼ばれています。

仏教の受入れをめぐって聖徳太子、蘇我馬子が物部守屋と戦った際に、聖徳太子を守ってくれた椋木(むきのき)を称えるために建立されたと伝えられています。

毎年お盆の2日間、絵や歌を書き添えた絵灯ろうを本堂や境内に吊るして送り火供養をする絵灯ろう祭(万灯会)が行なわれ、幻想的で温かい光が境内を包みます。
周囲には、「物部守屋墳」、「守屋首洗い池」のほかに守屋を討った弓矢を埋めた「鏑矢塚(かぶらやづか)」、「弓代塚(ゆみしろづか)」など、戦いに関連した史跡があります。

  • 所在地:八尾市太子堂3ー3ー16
  • 最寄駅:JR関西本線「八尾」駅
  • 関連大阪ミュージアム登録物:大聖勝軍寺

長栄寺

長栄寺は、聖徳太子の開創と伝えられ、本尊の十一面観世音-重要文化財-も太子が自ら刻んだものといわれ、府の文化財に指定されています。本堂は火災で焼失し、文政8年(1825年)に再建されました。

  • 所在地:東大阪市高井田元町1ー11ー1
  • 最寄駅:近鉄奈良線「河内永和」駅

檀波羅蜜寺跡(だんばらみつじあと)

中庄から市場町にかけ存在したと思われる寺院。聖徳太子の開創と伝えられる檀波羅蜜寺は、1399年焼失したといわれています。

  • 所在地:泉佐野市中庄から市場町
  • 最寄駅:ー

野中寺(やちゅうじ)

野中寺塔跡

野中寺は、飛鳥時代の創建で現在も法灯を守っています。寺伝では、聖徳太子が蘇我馬子の支援を得て建立された、と言われています。

「中の太子」とも呼ばれ、太子町の「叡福寺」(上の太子)、八尾市の「大聖勝軍寺」(下の太子)とともに、太子ゆかりの「河内三太子」の寺院として親しまれています。

飛鳥時代の伽藍配置を今に残し、当時は丹比道(竹内街道)に面していたと考えられています。野中寺に安置されている重要文化財の金銅弥勒菩薩像は、代表的な白鳳期の仏像として著名です。

他にも、かつて付近に存在した、飛鳥時代のヒチンジョ池西古墳の横口式石槨(大阪府指定文化財)が境内に移築され保存されています。江戸時代には律宗の学問所として隆盛を極め、また歌舞伎や浄瑠璃で有名な「お染・久松」にもゆかりのある寺院としても知られています。

竹内街道

聖徳太子信仰が盛んになるにつれて街道沿いにある聖徳太子御廟やそれを守る叡福寺が霊場となり「信仰の道」としてもにぎわいを見せていました。

グルメ・特産品情報

太子せんべい

卵をたっぷり使って焼き上げたおせんべいです。しっとりとした食感の上品な口どけのせんべいです。絵柄はたいしくん、二上山、竹内街道、叡福寺などの名所が描かれています。

関連サイト:太子町・観光まちづくり協会(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

太子最中

ゆずあんを香ばしい皮でつつんだ一口サイズの最中で、老若男女問わず人気があります。

関連サイト

太子ロール

2種類の米粉をブレンドした生地がもちっとした食感。卵黄多めでコクがあるカスタードと上質な生クリームをまいて。

関連サイト:太子町観光・まちづくり協会(外部サイトへリンク)

太子みかんソース

太子町産のみかんを約20%使用し、お好み焼、たこ焼きはもちろん、ハンバーグやコロッケなど幅広い料理にお使いいただけます。

関連サイト:太子町観光・まちづくり協会(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

聖徳太子没後1400年記念「干支絵皿」

2022年は、聖徳太子が亡くなられて1400年の年にあたります。
この絵皿は2022年まで毎年干支にそって発売され、2022年に干支が一周し、和(輪)が完成いたします。単品でお使いいただくことはもとより、毎年発売される干支をそろえ、2022年に完成するシリーズ作品としてもお楽しみいただけます。

<絵皿(陶器)について>
聖徳太子が定めたと云われている、冠位十二階にちなみ、干支を12色で色分けし、一枚一枚丁寧に絵付けしました。南河内の陶芸家による作品です。

関連サイト:太子町・観光まちづくり協会(外部サイトへリンク)

イベント情報

聖徳太子1400年御遠忌大法会、特別拝観「聖徳太子絵伝」一挙公開

叡福寺

御遠忌大法会
聖徳太子御廟前におきまして約1ヶ月にわたり大法要を厳修いたします。
一般の皆様にもご参拝いただけます。

奉納行事
雅楽、献華式、献茶式、新作能、狂言など日本の伝統文化を通して、太子とのご縁を結んでいただきます。

※イベントについては、新型コロナウイルスの感染拡大等により、延期・中止の可能性もありますので、ホームページ等で事前にご確認いただきますようお願いいたします。

太子聖燈会

太子聖燈会
叡福寺境内、西方院、太子・和みの広場を燈火で飾るイベント。なら燈花会をモデルに、地元住民有志が立ち上げた、魅力ある太子町のまちづくりをめざす取り組みです。10,000個もの燈火が醸し出す幻想的で幽玄な世界は、人々の心を打ち、多くの参加者を集めています。

※イベントについては、新型コロナウイルスの感染拡大等により、延期・中止の可能性もありますので、ホームページ等で事前にご確認いただきますようお願いいたします。

竹内街道灯路祭り

日本最古の官道(国道)と伝えられ、平成29年度日本遺産に認定された「竹内街道(たけのうちかいどう)」を灯ろうのほのかな明かりで浮かび上がらせる、太子町秋のイベント「竹内街道灯路祭り」。

竹内街道沿いに立ち並ぶ伊勢灯ろうや地蔵堂。
往来文化がもたらしたにぎわいと風情あるたたずまいを継承すべく始まりました。

太子町ゆかりの古人に扮した町民が街道を練り歩く時代行列や古民家でのコンサート、軒下ギャラリーなど、楽しい催しがもりだくさんの地域住民手づくりのイベントです。

※イベントについては、新型コロナウイルスの感染拡大等により、延期・中止の可能性もありますので、ホームページ等で事前にご確認いただきますようお願いいたします。

たいし聖徳市

町の顔づくりと地域の活性化を願い、ふれあいとまちおこしを旗印にスタートした住民主導の青空市です。物販の域を超えた、社会的、文化的な活動を包含した、協働の地域活動で、自立運営で取り組んでいます。

※イベントについては、新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、延期・中止の可能性もありますので、ホームページ等で事前にご確認いただきますようお願いいたします。

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太子町

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