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更新日:2019年5月27日

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SDGsポスター「みんなで未来を変えていこう。」

SDGsポスター

~阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト10周年記念~「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」において、SDGsのゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」をテーマとしたポスターを掲示しました。(令和元年5月~8月)
ポスターで紹介している数字にもぜひ注目してみてください。

SDGs(持続可能な開発目標)とは?

SDGs(持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
外務省ホームページ(外部サイトへリンク)より引用)

大阪府におけるSDGsの取組み

SDGs啓発ポスター「みんなで未来を変えていこう。」

ポスターに掲載している数値の詳細や出典を紹介します。

紹介している数値が「高い」と思うか、「低い」と思うかは人それぞれです。
このポスターで紹介している数値を変えるのはあなたかもしれません。
現状を知って、一緒に未来を変えていきませんか?

日本のジェンダーギャップ指数 110位/149ヵ国

「世界経済フォーラム」(World Economic Forum)が2018年12月、「The Global Gender Gap Report 2018」を公表し、その中で、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を発表しました。この指数は、経済、教育、健康、政治の4つの分野のデータから作成されています。2018年の日本の順位は、149か国中110位(前年は144か国中114位)でした。

2018年版 GGI 総合指数順位(上位5位と主な国)

  • 1位
    アイスランド
  • 2位
    ノルウェー
  • 3位
    スウェーデン
  • 4位
    フィンランド
  • 5位
    ニカラグア
  • 51位
    アメリカ
  • 103位
    中国
  • 110位
    日本
  • 115位
    韓国

民間企業における男性の育児休業取得率 5.14%

平成29年度の民間企業における男性の育児休業取得率は5.14%で、平成28年度の取得率が3.16%だったことを踏まえると上昇傾向にあります。
しかし、民間企業における女性の育児休業取得率83.2%と比較すると、依然として低水準にあり、男女間で大きな差があることが分かります。
(数値の出典:厚生労働省「雇用均等基本調査」(平成29年度))

男女間賃金格差 73.4(男性を100とした場合の女性の給与水準)

平成29年の調査で、男性一般労働者(※)の給与水準を100としたときの女性一般労働者の給与水準は73.4でした。
一般労働者における男女の賃金格差は、長期的に見ると縮小傾向にありますが、まだまだ差があるのが現状です。

※一般労働者とは、常用労働者のうち短時間労働者以外の者。
(数値の出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(平成29年))

管理職に占める女性の割合 13.2%

管理的職業従事者に占める女性の割合は13.2%であり、諸外国と比べて低い水準となっています。
(数値の出典:総務省「労働力調査(基本集計)」(平成29年)) 内閣府男女共同参画白書(外部サイトへリンク)

研究者に占める女性の割合 16.2%

日本における研究者に占める女性の割合は、緩やかな上昇傾向にありますが、平成30年3月31日現在で16.2%にとどまっており、諸外国と比べても低くなっています。
(数値の出典:総務省「科学技術研究調査」(平成30年))

配偶者から暴力(DV)を受けたことのある女性 約3人に1人

内閣府が平成29年に実施した調査によると、女性の約3人に1人、男性の約5人に1人は配偶者から暴力を受けたことがあり、女性の約7人に1人は何度も受けているという結果でした。
(数値の出典:内閣府「男女間における暴力に関する調査」(平成29年))

※本調査は、「身体的暴行」だけでなく、「心理的攻撃」「経済的圧迫」「性的強要」のいずれかの被害経験について調査したもの。

  • 身体的暴行・・・なぐったり、けったり、物を投げつけたり、突き飛ばしたりするなどの身体に対する暴行
  • 心理的攻撃・・・人格を否定するような暴言、交友関係や行き先、電話・メールなどを細かく監視したり、長時間無視するなどの精神的嫌がらせ、あるいは自分もしくは自分の家族に危害が加えられるのではないかと恐怖を感じるような脅迫など
  • 経済的圧迫・・・生活費を渡さない、貯金を勝手に使われる、外で働くことを妨害されるなど
  • 性的強要・・・嫌がっているのに性的な行為を強要される、見たくないポルノ映像等を見せられる、避妊に協力しないなど

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