魅力あふれる移管校紹介第７弾「ほんまもんに触れ、学び、社会に貢献する人材育成をめざす　大阪府立鶴見商業高等学校」（きょういくニュース　第248号　７ページ）

大阪府立鶴見商業高等学校について

　本校は、大阪市内の東部に位置します。甲子園球場の2.5倍の広大な校地を有し、自然豊かな鶴見緑地公園に隣接しています。昭和38年の開校以来、商業教育一筋に歴史を刻み、今年度、創立60年の節目の年を迎える商業高校です。人を愛する気持ち・人に誠意を尽くす気持ち・人への礼儀を忘れない気持ちを持った人間になってほしいという願いを込めた校訓（「愛（あい）・誠（せい）・禮（れい）」）のもと、「社会に貢献できる人材の育成」を教育目標として、社会人として必要な基礎・基本をしっかり身につけ、マナーやルールを守ることの大切さを理解できる生徒を育てるために様々な教育活動を行っています。　

自分を知り、自らの可能性を最大限に引き出すための選択科目群の導入（令和４年度以降の入学生対象）

　新カリキュラムの大きな特徴は、豊富な選択科目を用意している点です。学校案内パンフレットには、選択科目の一覧を掲載しています。バラエティに富んだラインナップですので、中学生の皆さんはきっと興味を惹かれることと思います。将来の夢や好きな科目など、生徒一人ひとりの興味関心に応じた科目を選択できるようになっています。（下図参照）

商品開発特別プログラム

　２年生の全生徒を対象にした取組みです。商品開発に関するこのプログラムは、みんなのアイデアをカタチにするだけ、みんなの夢を叶えることをめざすだけのものではありません。教員から示されたテーマについて、生徒自身で課題や問題を設定し、その課題を解決するための方法として商品開発に取り組む課題解決型学習です。
　最終的には、企業の方から「これは商品化できる！」と認めてもらえる企画を生徒が考案し、企業に商品化してもらうことをめざしています。
　２年生は、企業の商品開発部門の方々の前でプレゼンテーションを実施し、商品化を目標に、自ら考案したアイデアを余すところなく伝えます。企業の方からは、「ターゲットの設定や分析がしっかりされていて感動しました。プレゼンも論理的で想像以上でした。」と高評価をいただきました。あわせて、本当に売れる商品づくりに関する着眼点についてのご意見や、　「4Pの要素（プロダクト・プライス・プレイス・プロモーション）を交えて考えてほしい」、「実際の市場の流れを考慮したブラッシュアップがあればいい」など、具体的なアドバイスもいただきました。


（発表の様子）

（発表の企画資料）

活発な学校行事・特別活動

　生徒会を中心として、様々な行事に積極的に取り組む生徒たちの姿は、まさに高校生活を謳歌している様子です。
　部活動も活発で、ダンス部・軽音楽部は全国大会に出場する実力があります。また、珠算部も全国大会の常連であり、連続出場をめざして活動に励んでいます。その他のクラブも日々努力を重ねています。

様々な進路選択が可能

　令和元年度以降、卒業生の進路については、就職と進学がほぼ同じ割合で推移しています。
　今は、　商業高校＝就職 ではありません。

　商業高校　＝　“就職”も“進学”も実現可能です！

　本校には、明確な進路希望を持たずに入学してくる生徒がいます。そのような生徒も、主に総合的な探究の時間で実施している「キャリアアップ講座」や様々な資格取得に取り組むことで、自らをよく見つめ、将来をしっかりと見据え、主体的に考えて進路を決定できるまでに成長します。

主な就職先

主な進学先

授業体験会・学校説明会について

次の日程で授業体験・学校説明会を開催しますので、ぜひご参加ください。
授業体験会実施日：令和４年12月17日（土曜日）
学校説明会実施日：令和５年１月21日（土曜日）、令和５年２月18日（土曜日）
学校説明会は１部 10時00分から11時00分、２部 11時00分から12時00分 の二部構成で実施（内容は同じ）。

詳細はホームページをご覧ください。

大阪府立鶴見商業高等学校ホームページ(外部サイト)

鶴見商業でほんまもんのビジネスを学び、有意義な高校生活を過ごしましょう！

（教育振興室高校教育改革課）

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