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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 教育施策に関するもの |
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府民の声 | はじめまして。私には小児がん再発治療中の子どもがいます。現在は15歳で中学3年生です。正直な所、再発治療は難しく積極的な治療はもうできない状態です。ですが、子どもは高校進学を諦めていません。子どもには夢があるのです。その為に行きたい大学まで決めています。子ども自身、自分の病の事は理解しています。治す事はできないという事も。それでも子どもは私達家族は生きてさえいれば何か治療が見つかるかもしれない、そう願い続け現状維持の為の治療を頑張っています。毎月一週間程の入院、あとは退院して在宅医療によるフォローを受けている状態です。中学へは治療の副作用で白血球が低い為登校できていません。リモート(オンライン)で授業を受けている状態です。時期的にも進学、希望校を決めなければなりません。しかしいざ公立高校へ問い合わせをしても「リモート授業には対応してません」と言われます。大阪府が実施して下さっている「大阪府立高等学校における長期入院生徒学習支援事業」の事も大変ありがたく思っています。しかし現状は「受け入れ」はするけども、毎日の授業に対してはリモートもしてもらえない。そんな現状なのです。病気は治らない、学校にも通えない、でも、それでも進学したい!学びたい!そう思っている子どもはいるのです。よく言われるのは「オンライン授業を取り入れる方向性ではありますが、まだその環境が整っていない状況なので」です。そんなに手間が、時間がかかる様な事なのでしょうか?どうか、病と闘いながらも「学びたい!」と思っている子どもが今の様な現状に心が折られてしまう様な事がない世界であってほしいと強く願います。子どもの様な子どもはほんの、ほんの一握りかもしれません。でも確かにいるんです。治療と向き合いながら、病と向き合いながら、理不尽な思いを無理矢理飲みこんでいるんです。これ以上、理不尽な気持ちを味あわせたくないのです。 長々と失礼致しました。 |
カテゴリー | 教育・文化・観光 |
受付日 | 2024年10月21日 |
公表日 | 2024年11月29日 |