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府民の声と府の考え方 公表(詳細)

件名 職業訓練について
府民の声 夕陽丘訓練校○○科の訓練校生です。  今回、□□という指導員の授業内容に関してお聞きしたくご連絡を差し上げました。   以下の内容は、訓練校で事前に定められた授業内容なのでしょうか? お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。   ・他己紹介   入校はじめの頃に、自己紹介ではなく他己紹介というものがクラスで行われました。 数人でチームを組み、 1人の人物紹介を、別の1人が行うというものでした。 持ち時間2分。 しかし、時間が余ると□□指導員が 「喋りなさい。」「延ばしなさい。」と 圧力をかけてくることが度々ありました。 まるで圧迫面接をするかのようにプレッシャーをかけてきました。  事前説明では、このような事をするとは言っていませんでした。  他の訓練校でも、入校の間もない頃から同様の事をしているのでしょうか?  あるいは、□□指導員は、訓練校にまだ馴染んでいない訓練生に対して過度な試練を与えているのでしょうか?   ・ブラインドゼスチャー   人権学習の授業の際に、□□指導員主導で実習室にて行われました。  数人でチームを組み。 チーム内の1人は目を開け、他は目を閉じ。  目を開けた1人は□□指導員の、 ストレッチのような大きな動きを、 目を閉じた数人に口頭で伝え。  目を閉じた数人は、伝えられたその動きを、 目を閉じたまま動いて再現するという内容でした。  この授業は危険だと感じました。 訓練生のほとんどが高齢で、教室内で転倒する訓練生もいる中で、このような授業が人権学習で適切なのか疑問が残ります。  □□指導員は、この行為の危険性を理解していて、終了時になってから注意を促してはいましたが、 私達高齢の訓練生に、このような危険を伴う事をさせるのは如何なものでしょうか。  これは、どこの訓練校も人権学習の授業でやっているのでしょうか? 人権学習なのに、ブラインドゼスチャーは必要ですか?  それとも、□□指導員が、私達訓練生をオモチャにしているのですか?  上記の内容が、全国の訓練校共通の人権学習として定められているのであれば、負傷者が出る前に再考していただきたく存じます。   お忙しいところ申し訳ございませんが、以上の点について、ご回答とご対応の程よろしくお願い申し上げます。
府の考え方 ・他己紹介について
 入校当初に、カリキュラムに定められたオリエンテーションの教科の中で、各訓練生が少しでも早くクラスに馴染んでもらうため、各校各科において様々な取り組みを行っております。
 ○○科においては、これらの取り組みとして他己紹介を実施しておりました。
 紹介については、与えられた時間を有効に使う必要性を理解いただくために、時間を決めて行っておりましたので、時間が余った訓練生には、発言を促すことはございました。
 圧迫面接のようにプレッシャーを感じたとのことですが、あくまでも、訓練生が少しでも早く周りのクラスメイトと打ち解けられるきっかけとしてもらえるよう、紹介対象者から聞き取った情報を、追加で発言するよう促したもので、決して過度な試練を与えるために行ったものではございません。

・ブラインドジェスチャーについて
 ○○科が目指す□□の業務においては、チームで行うことが多く、他のスタッフに正確にわかりやすく作業の内容を伝えるスキルが求められます。そのため、スタッフ間のコミュニケーションの必要性と大切さを理解いただくことを目的として、ブラインドジェスチャーを実施しておりました。
 これらは、人権学習とは別の枠組みで行っていたものですが、人権学習の後に実施していたため、境目が分かりにくく、それぞれの目的を理解しにくい状況だったかもしれません。
 昨今、訓練生の年齢が高くなってきているため、身体の大きな動きを伴うブラインドジェスチャーは、安全上の配慮のため令和6年10月入校生からは実施しておりません。

(2024年10月29日連絡)
所轄課 商工労働部 夕陽丘高等職業技術専門校
カテゴリー しごと・産業
回答種別 回答を行ったもの
受付日 2024年10月21日
公表日 2024年11月8日