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更新日:2024年10月31日

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治水施設の活躍(平成27年台風11号)

治水施設の活躍(平成27年台風11号)

平成27年7月に日本列島に上陸した台風11号が日本海へ抜けたあと、大阪府内に雨雲が流れ込み、7月17日(金曜日)から18日(土曜日)にかけて寝屋川流域でも1時間雨量15mm前後の雨が長時間降り続く大雨となりました。

当工営所管内各地の雨量

雨量観測所

総雨量

当工営所(大阪市城東区)

203mm

星田(交野市)

213mm

寝屋川治水緑地(大東市)

203mm

中竹渕橋(大阪市平野区)

154mm

新田大橋(東大阪市)

179mm

枚岡(東大阪市)

165mm

恩智川治水緑地(八尾市)

160mm

この降雨の影響で当工営所管内でも河川水位が上昇し、恩智川治水緑地などで雨水を貯留したほか、平成27年6月30日に供用区間が拡大したばかりの寝屋川北部地下河川や、平成27年3月に完成した西郷通調節池で過去最大の貯留量を記録するなど、各地の治水施設が貯留効果を発揮し、流域の浸水被害を軽減しました!

恩智川治水緑地での貯留の様子 恩智川治水緑地の貯留の様子2

恩智川治水緑地での貯留の様子です。

西郷通調節池の普段の様子 西郷通調節池の貯留の様子

西郷通調節池では、過去最大の30,724立方メートルを貯留しました。(左写真:平常時、右写真:今回の貯留時)

鶴見立坑の貯留の様子 鶴見立坑の貯留の様子2

鶴見立坑の普段の様子 

寝屋川北部地下河川の鶴見立坑での貯留の様子です。(上写真)

立坑の底から13.7mの高さまで貯まっており、シールドトンネルがすっかり隠れています。(下写真参照)

主な貯留実績(1,000立方メートル以上貯留した施設)

施設名

貯留量(立方メートル)

容量(立方メートル)

遊水地

寝屋川市・大東市

寝屋川治水緑地

69,576

1,460,000

東大阪市・八尾市

恩智川治水緑地

218,622

890,000(一期のみ)

東大阪市

花園多目的遊水地

9,782

320,000

流域調節池

寝屋川市

香里西調節池

1,417

8,000

御幸西調節池

15,595

20,000

守口市

大久保調節池

15,806

16,000

西郷通調節池

30,724

40,000

門真市

三ツ島調節池

1,205

24,000

一番町調節池

6,384

15,000

門真南調節池

17,141

35,000

地下河川

寝屋川北部地下河川

173,370

200,000(暫定)

寝屋川南部地下河川

22,225

630,000(暫定)

合計

581,847
(25mプール約1550杯分※)

 

※ 25mプールの容積を375立方メートルとして計算

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