10月16日(日曜日)、22日(土曜日)に、第12回科学の甲子園大阪府大会、第15回大阪府生徒研究発表会(第1部)(通称:大阪サイエンスデイ)を開催しました。
16日に大阪工業大学大宮キャンパスにおいて開催した第12回科学の甲子園大阪府大会では、筆記競技及び実技競技を実施しました。
大阪府内の21校、149名のエントリーがあり、筆記競技では、メンバーそれぞれが得意分野の答案に取り組む姿や、答案を相談しながら作成する姿などが見られました。実技競技では、プログラミングに関する課題に対し、全員で相談しながら考えるチームや、2人がパソコンにコード入力し、ほかのメンバーが紙面上でプログラムを考えるチームなど、各チームが工夫しながら取り組んでいました。
参加校は、与えられた問題や課題に対してそれぞれのアプローチで試行錯誤しており、そのような経験を通して、改めて科学の奥深さ、楽しさに触れることができたのではないでしょうか。
結果は、府立北野高等学校が総合第1位、大阪星光学院高等学校が総合第2位、桃山学院高等学校が総合第3位でした。また、大阪星光学院高等学校には、実技部門第1位として大阪工業大学サイエンステクノロジー賞が与えられました。
なお、府立北野高等学校は、令和5年3月に茨城県つくば市で開催される「第12回科学の甲子園全国大会」に、大阪府代表として出場します。
|
|
科学の甲子園 参加校・入賞校一覧 [Excelファイル/12KB] [PDFファイル/33KB]
第15回大阪府生徒研究発表会(第1部)では、府立天王寺高等学校を会場とし、先進的な理数教育に重点を置いた研究開発を行う「スーパーサイエンスハイスクール(S S H)」に指定された高校を中心に、府内の高校生が一堂に会して、日頃の研究成果をポスター形式で発表しました。
発表数は122本あり、大学教員及び高等学校教員が審査員を務めました。生徒は、発表後に審査員から今後の研究を深めるためのアドバイスを受けました。
発表会は、昨年度に引き続き、感染症対策をとりながら、対面で実施されました。生徒同士で質疑応答や意見交換をする場面も見られ、活発な交流を行うことができました。また、審査員に対し、緊張した様子ながらも堂々と研究成果を発表し、アドバイスを真剣にメモしている姿がみられました。生徒たちは、今回得たアドバイスをもとに、さらに研究を深め、12月18日(日曜日)に、大阪工業大学梅田キャンパスにおいて口頭発表に臨みます。
|
|
(教育振興室高等学校課)
このページの作成所属
教育庁 教育総務企画課 広報・議事グループ
ここまで本文です。