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同和地区や同和地区の人に対する差別意識についてたずねたところ、「差別意識は薄まりつつあるが、まだ残っている」と回答した割合が53.5%であり、「差別意識は現在もあまり変わらず残っている」と回答した割合が13.2%、「差別意識はさらに強くなっている」と回答した割合が0.3%となっている。「残っていないとはいえない」を合わせると、68.1%が差別意識は残っていると考えている。一方で、「差別意識はもはや残っていない」は9.2%、「わからない」は14.1%となっている。
性別でみると、「差別意識は薄まりつつあるが、まだ残っている」「差別意識は現在もあまり変わらず残っている」「差別意識はさらに強くなっている」に「残っていないとはいえない」を合わせると、男性70.3%、女性68.5%となっている。
年齢別でみると、「差別意識は薄まりつつあるが、まだ残っている」「差別意識は現在もあまり変わらず残っている」「差別意識はさらに強くなっている」に「残っていないとはいえない」を合わせると、30歳代が78.1%ともっとも高く、次いで50 歳代が77.7%、40 歳代が71.5%となっている。
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同和地区に対するイメージについてたずねたところ、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた人の合計の割合は、地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律(地対財特法)が平成14 年3 月に失効し特別対策は終了したが、『(10)いまでも行政から特別な扱いを受け、優遇されている』の割合が55.4%ともっとも高くなっている。次いで『(6)なにか問題が起こると、集団で行動することが多い』が53.3%、『(8)同和問題に名を借りた、いわゆる「えせ同和行為」で不当な利益を得ている人がいる』が50.6%となっている。
一方で、「そう思わない」「どちらかといえばそう思わない」と答えた人の合計の割合は、『(1)所得の低い人が多く住んでいる』が44.6%ともっとも高く、次いで、『(9)同和地区の人々が地域外の人々との交流に力を入れている』が24.0%となっている。
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府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ
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