インフルエンザの2024年第50週(12月9日から12月15日)の大阪府における定点あたりの患者報告数(※1)は「21.64」でした。なお、前週の定点あたりの患者報告数は「10.05」でした。現在、感染が急速に拡大しています。
手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。また、予防接種もご検討ください。併せて、医療機関の受診が必要な場合は、年末年始に向け、余裕をもって受診してください。
次回のインフルエンザの発生状況のお知らせは12月26日(木曜日)です。
※感染予防について注意喚起を行うため、原則として毎週木曜日にインフルエンザの発生状況をお知らせしています。(ただし、木曜日が祝日の場合は、翌開庁日にお知らせします)
【数値の目安】
・流行期入り…1
・注意報基準…10
・警報基準…30
※1「定点あたりの患者報告数」とは
定点医療機関からの総患者報告数を定点医療機関数で割った数のこと。
定点医療機関とは、定点把握対象5類感染症(インフルエンザ等)の発生状況を地域的に把握するため、人口及び医療機関の分布等を勘案して選定した医療機関のこと。府内のインフルエンザの定点医療機関数は約300。
数値は速報性を重視しているため、その後の調査により公表数値に若干の変更が生じる可能性があります。
参考:新型コロナウイルス感染症の発生状況
新型コロナウイルス感染症の2024年第50週(12月9日から12月15日)の大阪府における定点あたりの患者報告数は「1.78」でした。
インフルエンザと同様に、今後、感染拡大する恐れがあります。基本的な感染対策とワクチン接種のご検討をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症は2023年(令和5年)第19週から定点把握を開始したため、2023年第19週以降のデータを掲載しています。
インフルエンザの予防対策
- こまめに手洗いや手指消毒を行いましょう。
- 咳やくしゃみが出る時は「咳エチケット」を心がけましょう。
- 症状がある場合に外出する際は、人混みは避け、マスクを着用しましょう。
- 重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、受診時や医療機関・高齢者施設を訪問するときはマスクを着用しましょう。
- 発熱などの体調不良時にそなえて、常備薬を確保しておきましょう。
- 日頃から栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠をとり、身体の抵抗力を高めましょう。
- 重症化を防ぐために、ワクチン接種をご検討ください。
検査、病原体及び流行状況等に関するお問い合わせ先
地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所 健康危機管理課:06-6972-1327
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