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府民の方からよくいただくお問合せ集
よくある質問
契約している携帯電話会社名で「電話代が高額になっています」というSMS(ショートメッセージサービス)が届いた。確認のためSMS内のURLにアクセスし、携帯電話会社のIDとパスワードを入力した。その後、携帯電話会社から身に覚えのない決済メールが届き、キャリア決済で約9万円が不正利用されたことがわかった。どうしたらよいか。
詐欺業者が、携帯電話会社と偽って、消費者から盗み取ったID・パスワードなどを悪用して不正にキャリア決済(※)が利用されたというトラブルがあります。不正利用されたことがわかったら、すぐにID・パスワード、暗証番号やキャリア決済の設定を変更してください。また、正規の携帯電話会社やキャリア決済で利用されたサイト(店舗)に不正利用されていることを連絡し、警察にも届けを出しましょう。
(※)キャリア決済とは、携帯電話会社のIDやパスワード等による認証で商品等を購入した代金を、携帯電話の利用料金等と合算して支払うことができる決済方法のこと。携帯電話会社によって名称は異なる。
偽のSMSやメール、偽サイトは本物のように作成されており、携帯電話会社からの正式なものかどうか見分けることは難しいです。もしSMSやメールが届いた場合は、記載されたURLにすぐにアクセスせず、自分で調べた携帯電話会社の電話窓口やホームページなどで、内容やサイトが正式なものであることを確認してからアクセスするようにしましょう。確認せずにアクセスしてしまった場合でも、ID・パスワードなどをすぐに入力しないようにしましょう。
万一、詐欺業者にID・パスワードなどを知られた状態でそのままにしておくと、再びキャリア決済が不正に利用される状態や、自分の契約情報を閲覧・変更されてしまう状態が続きます。偽サイトに情報を入力したと気づいた場合や、身に覚えのないキャリア決済メールが届いたなど、不安になった場合には、自分で検索した正規の携帯電話会社のホームページにアクセスし、すぐにIDなどを変更し、利用を停止しましょう。
困ったときは、消費生活センター(188番)に相談しましょう。
【ポイント】
①キャリア決済の限度額を必要最低限に設定するか、利用しない設定に変更しましょう。
②2段階認証(※)を設定しましょう 。
③迷惑SMS・メールなどの対策サービスを活用しましょう。
④ID・パスワードなどの使い回しはやめましょう。
⑤自分が契約している正規の携帯電話会社にすぐに問い合わせや確認ができるように、電話帳(アドレス帳)や、インターネットブラウザのブックマーク(お気に入り)などに、携帯電話会社の電話番号やホームページのURLを登録するなど、あらかじめ備えておきましょう。
(※)自分の携帯電話以外の端末(パソコンや他の携帯電話等)から自分のID・パスワードを使ってログインがあった際に、IDとパスワードの認証のほかにセキュリティコード等でさらに認証し、第三者による不正なアクセスを防止するしくみ
・携帯電話会社をかたる偽SMSにご注意!-あなたのキャリア決済が狙われています-(独立行政法人 国民生活センター) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190905_1.html
■問合せは
○居住地の消費生活センター
○大阪府消費生活センター
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC(アジア太平洋トレードセンター) ITM棟3階
TEL:06-6616-0888(年末年始および祝日を除く月曜日から金曜日の9時から17時)
※また、土曜日は、公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント相談員協会(NACS)西日本支部
TEL:06-4790-8110(年末年始を除く 10時から12時、13時から16時)
日曜日は、公益社団法人全国消費生活相談員協会
TEL:06-6203-7650(年末年始を除く 10時から12時、13時から16時)でご相談を受け付けております。
○恐喝・詐欺などの被害にあわれた場合には、大阪府警本部の「悪質商法110番」で相談窓口を設置しています。
TEL:06-6941-4592
○消費者ホットラインTEL:(局番なし)188(平日:最寄りの消費生活センター等の存在をご存知ない消費者に、お近くの消費生活相談窓口をご案内します。土日祝日10時から16時:都道府県等の消費生活センター等が開所していない場合、国民生活センターに電話がつながります。(一部地域や年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く))
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