地球温暖化に伴う気候変動による影響は、様々な事業活動を行う事業者に及ぶ可能性があり、それらに「適応」(※)していくことがとても重要です。
大阪府では、温暖化「適応」推進事業の一環として、大阪の産業・経済活動を担う中小事業者の皆様が、気候変動による事業活動への影響に対する「適応」を経営課題として捉え、リスク対応や新たなビジネス機会のきっかけを得ることを目的に以下のとおりセミナーを開催しました。
ご参加いただいた企業の皆さん、セミナーの内容を参考に、リスク管理やビジネスチャンスとして事業活動における「適応」をはじめていきましょう!
残念ながら参加できなかった方、以下で当日の様子を感じていただき、すでにはじまっている「適応」を参考に、事業活動における「適応」をはじめていきましょう!
※「適応」とは
気候変動の影響による被害を回避あるいは最小化、もしくは有益な機会として活かすという考え方
■日時 平成30年11月6日(火曜日) 13時30分から16時30分まで
■場所 マイドームおおさか 8階 第1・2会議室(大阪市中央区本町橋2番5号)
■内容
1.気候変動問題とSDGs
講師: 前田 淳 氏 経済産業省近畿経済産業局 通商部 国際事業課長
2.適応・SDGsビジネスの創発−リスクをチャンスへ
講師: 鵜飼 修 氏 滋賀県立大学 地域共生センター 准教授
3.事例紹介
○株式会社FMおおつ 通信事業部取締役・パーソナリティ 辻村 琴美 氏
○株式会社Andeco 代表取締役 早川 慶朗 氏
○ときまたぎホールディングス株式会社 代表取締役 土井 新悟 氏
■当日の様子
セミナーでは、気候変動による事業活動への影響やSDGsへの対応、ビジネスへの展開についての講演等を行いました。
講演1「気候変動問題とSDGs」 近畿経済産業局課長 前田 淳様より、気候変動やSDGsをめぐる議論、日本政府の対応や主な企業の動向等についてご講演いただきました。 | 講演2「適応・SDGsビジネスの創発‐リスクをチャンスへ」 滋賀県立大学准教授 鵜飼 修様より、地域資源活用ビジネス、地域間連携ビジネス、コミュニティ・ビジネスなど、適応・SDGsをキーワードにした新たな視点で取り組むビジネスのポイントについてご講演いただきました。 | 事例紹介1 株式会社FMおおつ 辻村 琴美様より、気候変動の緩和と適応の観点から、持続可能な地域社会を構築する企業等についてご紹介いただきました。 |
事例紹介2 | 事例紹介3 ときまたぎホールディングス株式会社代表取締役 土井 新悟様より、ホールディングス傘下企業も含め、事業実施の「現実」と「リスク」と「将来性」についてご紹介いただきました。 | 会場後方には温暖化に関するパネル、SDGs関連パネル等を設置しました。 |
SDGs関連パネル | 温暖化啓発パネル | 関連ポスター |
■主催 大阪府
■後援 大阪商工会議所、大阪府中小企業家同友会
■企画・運営 一般社団法人 あだーじょ
□チラシはこちら [PDFファイル/1.37MB]
このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 気候変動緩和・適応策推進グループ
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