2015年度の大阪府域における温室効果ガス排出量を取りまとめましたので、お知らせします。
(1)大阪府域における温室効果ガス実排出量
大阪府域における2015年度の温室効果ガス実排出量は5,467万トンであり、前年度比で3.9%の減少となっています(表1、図)。
(2)「大阪府地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」の削減目標の進捗状況
●削減目標:2020年度までに温室効果ガス排出量を2005年度比で7%削減
●進捗状況:2012年度の電気の排出係数(※)を用いて算定した2015年度の温室効果ガス排出量は5,494万トンであり、計画の基準年度である2005年度比で2.0%減少、前年度比では1.8%減少となっています(表2、図)。
(※)
電気の排出係数とは、使用電力量1kWhあたりの二酸化炭素排出量を表す係数です。発電時の電源構成(火力発電や再生可能エネルギー等による発電のバランス)により変動し、同じ電気使用量でも二酸化炭素排出量が増減します。
本計画では電気の排出係数の変動による影響を避け、対策の削減効果をもとに計画の進行管理を行うため、電気の排出係数を2012年度の値(0.514kg-CO2/kWh)に固定して目標値を設定しています。
表1 大阪府域における温室効果ガス実排出量の推移
表2 大阪府域における温室効果ガス排出量の推移(電気の排出係数2012年度固定)
図 大阪府域における温室効果ガス排出量と電気の排出係数の推移
(※2012年度の電気の排出係数は、0.514kg-CO2/kWh)
▼参考 各部門ごとの排出量など、詳細についてはこちら
大阪府域における2015年度の温室効果ガス排出量について [PDFファイル/1.41MB] [Wordファイル/768KB]
このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 気候変動緩和・適応策推進グループ
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