租税教育の取組み

更新日:2020年3月23日

租税教室の開催

 大阪府は、租税教育推進連絡協議会(※)に参加しており、府内の小中学校で租税教室を実施しています。租税教室は、次代を担う児童・生徒に税の意義や役割を正しく理解してもらい、税に対する理解を深めることを目的に開催しています。

※教育機関、税務当局(国税・地方税当局)と税理士会等の関係機関が協力し、租税教育の充実を図ることを目的に設立された団体。

こんな授業を行っています!

租税教室の授業の一例を紹介します。

fdfsaf

皆さん、こんにちは

私は大阪府で皆さんに税金について知ってもらう仕事をしています。

突然ですが、皆さんは「税金」という言葉を聞いたことがありますか?

gesvfac

あります!

物を買ったときに「消費税」とレシートに書かれていました。

会社が払う税金があると聞いたことがあります。

fdfsaf

よく勉強していますね。

物を買うときにかかる「消費税」や会社等の法人が納める「法人税」等、様々な種類の税金があります。

現在、日本には約50種類の税金がありますが、これらの税金をどんなことに使っていると思いますか?

gesvfac

みんなが出し合うお金なので、

みんなの役に立つことに使われていると思います!

fdfsaf

そうですね。

税金は皆さんの暮らしを支えるため、あらゆることに使用されます。

救急車や消防車の購入や整備のために使われたり、皆さんが通っている学校にも使ったりしているんですよ。

例えば、公立小学校に通う児童1人が卒業するまでに教育費として使用される税金は、約530万円です。40人いるクラスの全員が卒業するまでとすると、必要な税金は、約2億円です。

gesvfac

2億円!!

私たちが勉強するために、たくさんの税金が使われているんですね。

fdfsaf

そのとおりです。

税金は、私たちの暮らしをよくするために社会全体が出し合うお金です。

だからこそ、税金が使われている物やことを大切にしてくださいね。

そして、私たちが納めている税金がどんなことに使われているのか、ぜひ興味を持ちましょう。

gesvfac

はい!

租税教室 開催状況

 大阪府が租税教育推進連絡協議会からの依頼を受け派遣した、租税教室への派遣講師数及び派遣先学校数は以下のとおりです。
 講師を務めているのは税務局職員と、府税事務所や自動車税事務所の職員です。

開催学校数

派遣講師数

 令和元年度

113校

193人

平成30年度

54校

103人

平成29年度

36校

72人

平成28年度

41校

94人

平成27年度

49校

109人

平成26年度

31校

65人


◎租税教室の開催依頼は、お近くの税務署(大阪府内)の総務課までご連絡ください。

このページの作成所属
財務部 税務局税政課 税務企画グループ

ここまで本文です。