かつて、八尾土木事務所管内を含む寝屋川の広大な流域には、山林や森、田畑が広がっており長雨や台風などにあっても、山や田畑がスポンジの役目を果たして河川の水が急激に増えることを防いでいました。
しかし、今では家やビルなどが立ち並び道も整備され便利になった反面、山林や田畑が減り、水を溜めておくことができず、洪水や浸水被害が起こりやすくなっています。
こういう被害を減らすために以下の治水施設設備とあわせ、雨水が一度に川などに流れ込まないようにする流域対策からなる「総合治水対策」を進めています。
[河川の改修] | 川幅を広げたり、曲がった川を真っ直ぐにしたり、河床の土砂を掘って流れやすくする。 | ||
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[遊水地・治水緑地] | 大雨が降った際に普段は公園として使用されている土地に雨水を流し、河川が氾濫しないようにする。 | |||||||
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[流域調節池] | 公園や駐車場の地下に大きな調節池を作って雨水を溜める。 |
▼新家調節池(八尾市新家町)![]() 撮影:小林哲郎氏 |
このページの作成所属
都市整備部 八尾土木事務所 河川砂防グループ
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