近年、少子高齢化など地域社会をとりまく環境が変化してきている中、地域コミュニティの再生が重要な課題の一つになっています。
大阪府では「行政」と「地域住民」や企業など多様な団体が「公共」の担い手として相互に連携を図る「公共」の広がり、
地域力アップを進めていくため、地域の皆さんや企業と一緒になって様々な施策を展開しています。
小・中学校に土と種や苗を支給し、技術支援のもと、学校内で子どもたちが花を育てていくプロジェクトです。
育苗後の花の半分は学校内で緑化に利用し、残りは道路などの地域の緑化に活用していきます。
「地域の魅力・顔づくりプロジェクト」(通称「顔プロ」)は、地域の多くの府民が利用し、地域の顔となっている”えき”周辺から、地域の魅力づくりや町の活性化を進め、大阪全体の再生へ広げていくことを目的に事業を行っています。
八尾土木事務所では現在、河内小阪・八戸ノ里地区で「菜の花忌運動」に取り組んでいます。
アドプト・プログラムとは、私たちが身近に利用する道路を自分たちの子供のように育てていくというコンセプトのもと、市民グループや企業等の方々の賛同を得て、道路の一定区間の清掃や緑化などの美化活動を継続的に実施していただくもので、道路管理者(各土木事務所)、参加される団体、および地元市町村の三者で、参加団体の美化活動の内容や、道路管理者・市町村の協力・分担内容などを定めて協定を結ぶものです。※ 「アドプト」(Adopt)とは、英語で「養子にする」という意味です。
地域の皆さんに道路や河川に関する絵を描いてもらい道路柵や河川堤防柵に展示することで、道路や河川環境の向上とゴミのポイ捨て禁止などの啓発を行っています。
八尾土木事務所では小学校のみなさんに道路の役割や土砂災害の心構えの講座を構内で開催しています。
・道路学習会
・河川学習会
・寝屋川流域総合治水対策出前講座
・砂防出前講座
「私の水辺」推進協議会は、大阪府内にて小中学校及び地域住民等により水辺活動や調査等を行うとともに、水辺活動に関する取組みについて発表すること等により「水辺」に関わる者の交流を深め、共につくり、守り、育てる「水辺づくり」を行っていくことを目的としています。
大阪府では、恩智川の浮遊ごみ対策として、府民のみなさまや恩智川が流れる流域4市(大東市、東大阪市、八尾市、柏原市)と協力し、美化意識向上にむけた啓発活動や清掃活動をおこなっています。
八尾土木事務所では、司馬遼太郎記念館、近畿日本鉄道、府立布施高等学校、東大阪市と共に、「小阪・八戸の里 街なみ会議」を設立し、記念館を中心とする近鉄河内小阪駅・八戸ノ里駅周辺の更なる魅力向上と地域力の再生に取り組んでいます。
このページの作成所属
都市整備部 八尾土木事務所 地域支援・企画課
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