大和川通信Vol.5(平成21年6月)

更新日:2009年8月5日



 富田林土木事務所 松原建設事業所では、大和川線の事業概要や工事の進捗状況、主な課題と対応状況などについて、定期的にみんなの広場に報告しています。第5号となる今回も、大和川線の進捗状況について報告します。

 

常磐東ランプシールド区間に着工しました。

      ランプとは。。。道路の本線車道から別の道路の本線車道へ連絡する道路です。

ランプ着工の様子
常磐東ランプシールド発進基地造成中

常磐東ランプは大阪府が施工し、常磐西ランプは阪神高速道路株式会社が施工を行うことになっています。 

常磐東ランプシールド

施工箇所図

標準断面図

工事写真
常磐東ランプは、大阪高石線と結合します

  シールド工(仕上がり内径Φ8.0m) 掘進長=624.6m(O Nランプ側:263.1m O F Fランプ側:361.5m)

発進到達防護工   1式

今後の予定
  工事用進入路が今年7月末頃完成し、8月からランプシールド発進立坑の現場に着手する予定です。


 

常磐東開削区間ニューマチックケーソン工

施工箇所図


シールド発進立杭は、ニューマチックケーソン工を採用しました。

現在、4ロット(約16m)の躯体構築を完了!
順調に月1回のペースでコンクリート打設しています。
工事の様子写真

今後の予定
 
7月に5回目の生コンクリートを打設予定です。平成21年12月を目標に発進立坑を完成させ、平成22年夏頃に本線シールドマシンの発進を予定しています。
本線シールドマシンは現在製作中です。(製作期間:約24ヵ月)


 
ニューマチックケーソンとは…躯体下部に気密な作業室を設け、そこに地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことにより、気圧の力により地下水の浸透を防ぎながら掘削・排土を行い、ケーソンを所定の位置まで下げる方法。シールドトンネルなどの発進立坑だけでなく、橋りょうや建物の基礎あるいは地下鉄や地下道路のトンネル本体として広く活用されています。 

ニューマチックケーソンの施工イメージ図

ニューケーソン工法施工工程アニメーションはこちらから [その他のファイル/19.92MB]
アニメーションをご覧になるには、PowerPointまたはPowerpointviewerが必要です。Powerpointviewerのダウンロードはこちらから

 

天美開削区間

施工箇所図

工事中写真1

工事の様子写真

 矢印
工事の様子写真

工事の説明図

•現在、掘削に向けて南側土留連続壁、中間杭の打設や地下埋設物の移設中。
 
•No.6立抗は、三次掘削中(約7m)。
 

今後の予定
 
8月末までには、南側土留連続壁が施工完了予定です。掘削については、可能な箇所より、順次着手しています。


三宅高架橋区間

施工箇所図

工事の様子写真

 
三宅高架橋の橋脚部は六基あり、そのうちの
一基は、何と昭和55年に施工されました!!

工事の様子写真

O N ランプ側から上部工の現場着手開始!!


今後の予定

支保工完了後、上部工(PC橋)の現場打設を行う予定です。
※大和川線供用目標は平成26年度末ですが、三宅西ランプから東側(橋りょう区間)は整備効果を 早急に発現させる為、平成24年度末供用開始に向け工事を進めております。   

このページの作成所属
都市整備部 富田林土木事務所 道路グループ

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