当事務所が所管する、淀川左岸流域下水道 渚水みらいセンターには、水や緑と触れ合える“いこいの広場”があり、多くの府民の方々に利用していただいています。いこいの広場に隣接する池の周辺一体をトンボの楽園になるよう目指しています。このイベントは、主に小学4年生を対象として、子供たちに、水みらいセンターが水環境保全のための役割を担っていることを理解してもらうと共に、命の大切さを学習してもらうことを目的に平成3年度から取り組んでいます。
〇 トンボのおはなし
関西トンボ談話会の先生によるクイズを交えての楽しいお話です。
〇 ヤゴ放流(屋外)
いろいろな学校から救出されたヤゴを渚水みらいセンターの安定池に放流しています。
〇 ヤゴとのふれあい(屋外)
実際にヤゴと触れ合うことを体験してもらいます。
大きいヤゴから小さいヤゴまでいろんな種類のヤゴがいてます。
〇 下水処理施設の微生物を紹介(管理棟)
渚水みらいセンターで下水をきれいにしている活性汚泥(微生物たち)を
実物やモニターで拡大したりして紹介しています。
〇 顕微鏡でトンボを観察(管理棟)
トンボの眼や体や羽を顕微鏡を使って観察しています。
〇 トンボ・ヤゴの標本展示(管理棟)
様々なトンボとヤゴの標本を展示しています。
〇 水みらいセンターの施設見学
午後からは渚水みらいセンターの施設を見学していただけます。
渚水みらいセンターでは、平成3年(1991年)からセンター内のトンボの生息調査(春期・夏期・秋期)を続けてきました。これまでの調査で、大阪府内で記録のあるトンボの約半数にあたる44種類のトンボが確認されています。
・渚水みらいセンターで記録されたトンボ(1991年〜2020年の推移)はこちら [PDFファイル/741KB]
令和2年には調査開始から30年となることから「トンボ観察ガイド」(A3両面カラー2つ折り+3つ折りのリーフレット)を作成しました。イベント等での配布の他、ご希望の方には渚水みらいセンター入口(守衛室)でお渡しいたします。
・「トンボ観察ガイド」はこちら [PDFファイル/2.55MB]
「トンボの楽園」のあるいこいの広場は、府民の皆さんに開放しています。
ご来園にあたっては、屋外であっても人との距離は十分にとっていただくようお願いします。
トンボの楽園 案内看板 トンボ観察ガイド
処理水の流れるせせらぎもトンボや水生生物の観察ポイントとなっています。 ぜひ、環境学習の場としてご活用ください。
・開放時間:午前9時から午後5時まで
・休園日:年末年始
春、小学校などのプールにはトンボが卵を産んでいるため、たくさんのヤゴ(幼虫)が生きています。しかし、水泳の授業に向けてプール掃除をすることでヤゴたちは全て死んでしまいます。
そんなヤゴを学校のプールから救出し、渚水みらいセンターにある池(安定池)に放流することでヤゴの命を救えます。
渚水みらいセンターでは、環境学習、命の大切さを学んでいただくために、毎年「トンボの生態観察とヤゴ放流の集い」を開催し、トンボが飛び交う下水処理場になるよう取り組んでいます。
◇◇イラストで解説◇◇
学校のプールのヤゴを救出していただければ、放流場所を提供いたします。
お気軽にお問い合わせください。
渚水みらいセンター Tel:072-855-0600
Fax:072-868-7100
Mail:tobugesui-g07@sbox.pref.osaka.lg.jp
このページの作成所属
都市整備部 東部流域下水道事務所 企画グループ
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