地域生活移行

更新日:2023年4月26日

地域生活移行について

 砂川センターでは、開所からの理念である「自立と生きがいをめざして」を目標に、「地域で暮らしたい」という利用者のニーズに沿って、地域生活への移行を支援しています。また、地域生活に移行してからも継続して支援を行い、利用者が地域で安定した生活を送ることができるよう、支援します。

支援方針

  • 地域生活へ移行するにあたり、一番重要なのは本人が「地域で暮らしたい」と思うことです。砂川センターでは、利用者がこれからどのような生活をしたいと思っているか確認するため、利用者との個別面談や個別支援計画のモニタリング会議を実施します。
  • 施設での暮らしが長い利用者や、重度の知的障がいがあるため、地域での生活がイメージができない利用者に対し、家族や後見人等の理解を得ながら、グループホームの見学や体験利用を繰り返し実施します。利用者の障がい特性に応じて短期や長期の体験利用を繰り返し行い、利用者が環境に慣れるよう取り組みます。
  • 生活訓練・地域生活体験プログラムを実施し、地域生活が具体的にイメージできるような体験を積み重ねることを支援します。
    生活訓練・地域生活体験プログラムとは、当センター敷地内の職員公舎を利用し、単身生活・グループホームのような体験を行うことです。
  • 利用者一人ひとりにあった福祉サービスや社会資源を調整し、地域社会の中で豊かに暮らせるよう支援します。
  • 市町村や障がい者自立相談支援センター等、相談機関と連携するとともに、福祉サービス事業所等のフォーマルなサービスだけでなく、ボランティア等のインフォーマルなサービスも活用します。
  • 利用者本人だけでなく、家族の思いに寄り添いながら地域生活への移行を支援します。

    ここで体験プログラムをします


地域生活移行者への支援

  • 地域生活へ移行した後も、利用者や支援者のニーズに応じて電話・訪問によるアフターケアを行い、必要に応じて合同ケース検討会を実施するなど、安定した地域生活が継続できるよう支援しています。
  • 利用者の休息の場や、地域での福祉サービスを調整する機会とするため、短期入所事業等を活用してアフターケアを行っています。

    地域生活移行者訪問時の写真

 

 退所者状況

(単位:人)

 いぶきつばさ
地域移行者数他施設その他地域移行者数他施設入院その他
グループホームグループ
ホーム
単身
(自宅含)
平成21年度2  8192  
平成22年度42 6 61  
平成23年度51 82101  
平成24年度1 15 51 1
平成25年度22 628   
平成26年度3  718 1 
平成27年度11 10212   
平成28年度41 911011 
平成29年度11 516 1 
平成30年度0  12315  1
令和元年度1  426 1 
令和2年度1  4 4   
令和3年度2  617   
令和4年度0 24 4   
27819416106642

『ここがええねん! 入所施設を出て地域で暮らす皆さんを訪ねて』の販売について

砂川厚生福祉センターでは地域生活移行の検証を行うために、大阪府立大学の三田優子准教授を座長として約2年検討会を続けてきました。検討会では入所施設の職員、地域支援の職員、支援学校の教員、精神科病院のケースワーカー、市役所の障がい福祉課の職員などさまざまな人たちが集まり、砂川厚生福祉センターを出て地域で暮らす方たちを訪ねてインタビューをしました。今の暮らしのことを聴くために訪ねた映像をDVDとして編集し販売することになりましたので、ぜひご覧ください。
検討会メンバーの感想などをまとめたブックレットも付属しています。


・販売開始時期 平成24年1月4日(水曜日)から      

・販売場所  大阪府府政情報センター
       
(大阪府庁本館1階)(大阪市中央区)

・電話番号 06−6944−8371 

・販売時間 月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く。) 午前9時から午後5時15分   

・販売額  1部 470円 

・仕様  DVD24分  付属ブックレット20ページ     

郵送・電子申請・クレジットカードでの販売も可能です。詳しくは下記HPをご覧ください。
http://www.pref.osaka.lg.jp/johokokai/jigyo3/kankobutu.html

このページの作成所属
福祉部 砂川厚生福祉センター 総務企画課

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