賃上げ一時金調査  令和4年  【春季賃上げ】(詳細分析報告)

更新日:2022年6月20日

令和4年春季賃上げ妥結状況 (詳細分析報告) 【同一の組合による対前年比較】

○大阪府商工労働部雇用推進室労働環境課は、今年の府内労働組合の春季賃上げの妥結状況について、前年からの妥結額等の動きを詳細に把握するため、「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた同一の組合による対前年比較・分析を行いました。

  【全体結果】

項  目

令和4年

令和3年

対前年比

妥結額

6,135円

5,338円

797円増
(14.9%増)

賃上げ率

2.06%

1.85%

0.21ポイント増

 【調査時点 : 令和4年5月24日現在】 【加重平均(組合員1人あたり平均)】 【集計組合数 : 336 組合】


 【主な特徴点】
  ・妥結額、賃上げ率ともに前年に比べ増加を示す。
  ・すべての企業規模で前年に比べ増加を示す。
  ・産業別では、製造業、非製造業ともに前年に比べ増加を示す。
   製造業では9割を超える業種で増加を示し、非製造業では5割の業種で増加を示す。



調査対象及び集計方法

  本調査は、5月24日までに「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた391組合(※)のうち、妥結額についても把握できた336組合について、対前年比較及び詳細な分析を行いました。

 (※)この391組合を対象とした加重平均結果については、6月6日公表の令和4年春季賃上げ要求・妥結状況(最終報)をご覧ください。


調査結果の詳細分析 【集計組合数 : 336組合】

(1)妥結額の状況 【添付資料の1ページ・表1 参照】 

  本年調査では、妥結額 6,135円(前年 : 5,338円)と、対前年比 797円増・14.9%増となり、前年を上回る結果となりました。

 (2)企業規模(従業員数)別の妥結状況 【添付資料の2ページ・表2 参照】

  企業規模別の妥結額における対前年比較では、
 「299人以下」が
、前年比623円増 ・ 12.7%増 (令和4年 : 5,543円 令和3年 : 4,920円)
 「300から999人」が、対前年比669円増 ・ 11.9%増 (令和4年 : 6,297円  令和3年 : 5,628円)

 「1,000人以上」が、対前年比833
円増 ・ 15.6%増 (令和4年 : 6,161円 令和3: 5,328円) となりました。

(3)産業別の妥結状況 【添付資料の4,5ページ・表4−(1),(2) 参照】

  産業別(大分類)における対前年比較では、製造業が6,498円(対前年比1,373円増、26.8%増)、非製造業が5,793(対前年比255円増、4.6%増)なりました。
  製造業では、増減傾向(矢印)を記載した16業種のうち15業種でプラス傾向となりました。

  非製造業では、増減傾向(矢印)を記載した12業種のうち6業種でプラス傾向、2業種でほぼ横ばいとなりました。

 

発表資料のダウンロード

令和4年春季賃上げ妥結状況(詳細分析報告) [Wordファイル/117KB]
令和4年春季賃上げ妥結状況(詳細分析報告) [PDFファイル/316KB]

このページの作成所属
商工労働部 雇用推進室労働環境課 地域労政グループ

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