○大阪府商工労働部雇用推進室労働環境課は、今年の府内労働組合の春季賃上げの妥結状況について、前年からの妥結額等の動きを詳細に把握するため、「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた同一の組合による対前年比較・分析を行いました。
【全体結果】 項 目 令和4年 令和3年 対前年比 妥結額 6,135円 5,338円 797円増 賃上げ率 2.06% 1.85% 0.21ポイント増
(14.9%増)
※ 【調査時点 : 令和4年5月24日現在】 【加重平均(組合員1人あたり平均)】 【集計組合数 : 336 組合】
【主な特徴点】
・妥結額、賃上げ率ともに前年に比べ増加を示す。
・すべての企業規模で前年に比べ増加を示す。
・産業別では、製造業、非製造業ともに前年に比べ増加を示す。
製造業では9割を超える業種で増加を示し、非製造業では5割の業種で増加を示す。
本調査は、5月24日までに「妥結額」、「組合員数」、「平均賃金額」が把握できた391組合(※)のうち、前年の妥結額についても把握できた336組合について、対前年比較及び詳細な分析を行いました。
(※)この391組合を対象とした加重平均結果については、6月6日公表の令和4年春季賃上げ要求・妥結状況(最終報)をご覧ください。
本年調査では、妥結額 6,135円(前年 : 5,338円)と、対前年比 797円増・14.9%増となり、前年を上回る結果となりました。
企業規模別の妥結額における対前年比較では、
「299人以下」が、前年比623円増 ・ 12.7%増 (令和4年 : 5,543円 令和3年 : 4,920円)
「300から999人」が、対前年比669円増 ・ 11.9%増 (令和4年 : 6,297円 令和3年 : 5,628円)
「1,000人以上」が、対前年比833円増 ・ 15.6%増 (令和4年 : 6,161円 令和3年 : 5,328円) となりました。
産業別(大分類)における対前年比較では、製造業が6,498円(対前年比1,373円増、26.8%増)、非製造業が5,793円(対前年比255円増、4.6%増)となりました。
製造業では、増減傾向(矢印)を記載した16業種のうち15業種でプラス傾向となりました。
非製造業では、増減傾向(矢印)を記載した12業種のうち6業種でプラス傾向、2業種でほぼ横ばいとなりました。
令和4年春季賃上げ妥結状況(詳細分析報告) [Wordファイル/117KB]
令和4年春季賃上げ妥結状況(詳細分析報告) [PDFファイル/316KB]
このページの作成所属
商工労働部 雇用推進室労働環境課 地域労政グループ
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