加工食品の表示:内容量又は固形量及び内容総量

更新日:2017年11月2日

内容量

内容重量、内容体積又は内容数量を表示します。

内容重量はグラム又はキログラム単位で、
内容体積はミリリットル又はリットル単位で、
内容数量は個数等の単位で、単位を明記して表示してください。 

食品表示Q&A (消費者庁「食品表示基準Q&Aについて」より)

Q 内容量の単位として、「g」、「kg」、「ml」、「L」の記号は使えますか。

使えます。
ただし、計量法の規定により表示することとなっているものについては、計量法に従って表示することが必要です。詳しくは各都道府県の計量検定所等へお問い合わせください。

Q 期間限定のキャンペーンとして、通常の製品よりも増量した製品の販売を考えています。この場合、内容量はどのように表示したらよいですか。

 義務表示事項としての内容量の表示は、その製品の実際の内容量を表示する必要があるため、通常の製品より増量した製品にあっては、通常製品の重量ではなく増量後の重量を内容量として表示が必要です。

Q 内容総量や固形量を商品の主要面に名称とともに表示する場合、一括表示部分における内容総量、固形量の表示を省略することはできますか。

1 内容総量、固形量等についても、内容量と同様、商品の主要面に名称とともに明瞭に表示されている場合には、一括表示部分における内容総量、固形量等の表示を省略することが可能です。
2 ただし、この場合、複数の容量が表示されることから、それぞれの数字の意味が不明確とならないよう、商品の主要面において「固形量」等の項目名を付して表示することが必要です。

主要面への表示

一括表示部分への表示省略の可否

名称内容量

名称+内容量を主要面に表示

名称のみ主要面に表示

不可

内容量のみ主要面に表示(商品名が名称に代えることができない場合も同じ。)

不可不可

Q 一般的に、豆腐は手作りが多く、手作業で切断を行っており、内容重量が一定とならないため正確な表示を行うことが困難なのですが、どのように表示すればよいのですか。

1 食品表示基準第3条第1項の表の内容量又は固形量及び内容総量の項の規定では「内容量」として、内容重量、内容体積又は内容数量を表示することとなっています。ただし、計量法に基づく特定商品に該当せず、内容量を外見上容易に識別できるものにあっては、内容量の表示を省略することができます。
2 豆腐の内容量については、内容重量又は個数を「200g」、「一丁」のように表示することが原則ですが、豆腐は計量法に基づく特定商品に該当しないため、内容量を外見上容易に識別できる場合は、表示を省略することも可能です。

Q 「内容量を外見上容易に識別できる」とは、具体的にはどのような状態のことですか。

製品が容器包装された状態で、容器包装を開かずに、内容数量を外見から容易に判別することができる場合をいいます。

Q 納豆等に添付するたれやからしの内容量は表示しなくてもよいですか。

小袋の調味料等はその商品の中では一般に付随的なものと考えられること、及び計量法においてその内容量の表示が義務付けられていないことから、食品表示基準でもその内容量の表示は省略しても差し支えありません。

Q 内容重量で管理すると個数が一定にならない製品(例えば、1kgパック)について、内容量を「1kg(○から○個入り)」と、重量に個数を併記する場合には内容個数に幅を持たせた表示はできますか。

 差し支えありません。

 (ただし、幅をもたせた表示のみの表示はできません。)

Q 複数の種類の刺身を盛り合わせたものは加工食品となり、内容量表示が必要になりますが、どのように内容量表示をしたらいいのですか。

1 「内容量を外見上容易に識別できるもの(特定商品の販売に係る計量に関する政令(平成5年政令第249号)第5条に掲げる特定商品を除く。)」に該当すれば、内容量の表示の省略が可能です。
2 通常の刺身の盛り合わせの場合、何切れかは外見上容易に識別できるため、内容量の表示の省略が可能です。
3 また、表示する場合には、内容重量で表示する方法の他に「6点盛り」、「3人前」等内容数量による表示も可能です。

 

このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室食の安全推進課 食品表示グループ

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