令和4年中に全国で発生した火災の総件数は36,314件で、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)のうち、65歳以上の高齢者は約75.2%でした。
出火原因の第1位は「たばこ」、続いて「たき火」「こんろ」「放火」「電気機器」の順となっています。
令和4年中に府内で発生した火災の総件数は1,844件で、損害額は約36億2,251万円、死者数は53人、負傷者数は389人でした。
これを1日あたりでみると、約5.1件の火災が発生し、約992万円の貴重な財産が灰になったことになります。
種別ごとの火災件数と構成比は以下のとおりです。
種別 | 建物 | 林野 | 車輌 | 船舶 | 航空機 | その他 |
件数 | 1,272件 | 9件 | 166件 | 4件 | 0件 | 393件 |
構成比 | 68.98% | 0.49% | 9.00% | 0.22% | 0% | 21.31% |
府民のみなさん一人ひとりが、次に挙げる項目などを心がけ、火災の発生を防ぎましょう。
○家の周りに燃えやすい物を置かないようにし、ゴミは指定日の決められた時間に出しましょう。
○物置や車庫は鍵をかけ、簡単に出入りできないようにしましょう。
○外出する時やお休みになる前には、家や物置などの戸締りを必ず確認しましょう。
○アパートやマンションでは、廊下や階段などに、燃えやすい物を置かないようにしましょう。
○自動車やオートバイのボディカバーは、燃えにくい防炎品を使用しましょう。
○外灯などをつけ、家の周りを明るくして、警戒しましょう。
≪3つの習慣≫
○ 寝たばこは、絶対やめる。
○ ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
○ ガスこんろなどのそばをはなれるときは、必ず火を消す。
≪4つの対策≫
○ 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器(外部サイト)を設置する。
○ 寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。
○ 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
○お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。
このページの作成所属
政策企画部 危機管理室消防保安課 消防指導グループ
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