災害廃棄物対策の取組みについて

更新日:2024年3月26日

災害廃棄物対策の取組みについて

 大阪府では、「大阪府災害廃棄物処理計画」(平成29年3月)に基づき、災害の発生に備え、平常時から国や市町村等と連携して災害廃棄物対策に関する研修や訓練を継続的に実施することとしています。 

令和5年大阪府災害廃棄物対策研修

市町村・一部事務組合向け基礎研修(第1回)

実施概要

 以下のとおりウェブ形式で開催しました。

 日時 ウェブ開催
 場所 Youtubeにて研修動画公開
 主催 大阪府 (協力:環境省近畿地方環境事務所)
 対象 大阪府、大阪府内市町村・一部事務組合廃棄物担当職員

研修資料及び動画

研修
番号

時間講師・出典研修動画名研修概要研修資料
(テキスト)
動画URL
約35分

環境省
近畿地方環境事務所

災害廃棄物処理の実効性確保に向けた環境省の取組について

・災害廃棄物の概要と特性、課題
・各種体制、制度、マニュアル等の紹介
環境省 [その他のファイル/20.92MB]
環境省 [PDFファイル/10.95MB]
https://youtu.be/UYr4VL1sGrM
約25分大阪府令和5年度大阪府災害廃棄物対策市町村・一部事務組合向け基礎研修

・大阪府災害廃棄物処理計画について
・災害廃棄物処理の流れについて
・災害時における報告の流れについて

大阪府1 [その他のファイル/7.8MB]
大阪府1 [PDFファイル/4.06MB]
https://youtu.be/JzBq42Am48Y
約10分大阪府

災害廃棄物対策に関する基礎的な資料・ホームページの紹介

・環境省及び近畿地方環境事務所、大阪府、国立環境研究所の災害廃棄物対策関連ページの紹介

大阪府2 [その他のファイル/6.42MB]
大阪府2 [PDFファイル/1.99MB]
https://youtu.be/JOnC91xD284
約25分

国立環境研究所
(災害廃棄物情報プラットホーム掲載動画)

<災害廃棄物処理への導入>
仮置場の基本

・仮置場の機能と適正管理のポイント
・必要な準備・資源等について

https://dwasteinfo.nies.go.jp/cd/library/mv_kariokiba_all.mp4

 

市町村・一部事務組合向け研修(第2回)

実施概要

 水害時を想定した仮置場に係るワークショップ型図上演習や、近年の水害事例及び災害廃棄物処理の実態についての講演を実施しました。

 日時 令和6年1月22日(月曜日) 13時10分から17時00分
 場所 大阪府咲洲庁舎44階 大会議室 
 主催 大阪府 (協力:環境省近畿地方環境事務所)
 対象 大阪府内市町村・一部事務組合廃棄物担当職員(24市町村39名、3一部事務組合5名:計44名参加)

研修内容

研修
番号

時間研修メニュー内容研修資料
(テキスト)
40分

災害廃棄物の初動対応の流れと水害時の片付けごみ対応の特徴

・【府解説】災害廃棄物処理に関する初動対応の流れ
・【ワークショップ(1)】水害時の片付けごみ対応の特徴

ワークショップ資料 [その他のファイル/1.11MB]
環境省近畿地方環境事務所講演資料 [PDFファイル/8.33MB]

※その他、解説に用いた環境省等の参考資料は以下のとおり
 
災害時の一般廃棄物処理に関する初動対応の手引き(外部サイト)
同手引き参考事例一覧(外部サイト)
片付けごみ対応マニュアル(汎用版)(案)(外部サイト)
災害ごみ処理に係るボランティア連携各種資料
仮置場候補地現地調査汎用版マニュアル (案)(外部サイト)

50分仮置場に係る対応の流れと仮置場確保の備え

・【府解説】仮置場の確保、準備、設置運営の流れ
・【ワークショップ(2)】平時における仮置場候補地の検討状況や課題

60分仮置場設置に係る準備

・【ワークショップ(3)】住民等への周知事項と広報
・【ワークショップ(4)】仮置場の設置運営に必要な資機材等

55分仮置場の設置・運営の実例とポイント

・【環境省近畿地方環境事務所ご講演】近年の水害事例及び災害廃棄物処理の実態
・【ワークショップ(5)】仮置場設置・運営のポイント

研修当日の状況

 はじめに、研修の導入として、大阪府から「災害廃棄物処理に関する初動対応の流れ」について解説した後、「水害時の片付けごみ対応の特徴」を一つ目のテーマに、水害時のごみの種類や市町村で必要となる対応等について、近隣自治体ごとに災害廃棄物対応の経験がある職員や初任者を交えたグループ分けでワークショップを行いました。
 二つ目のワークショップでは、「平時における仮置場候補地の検討状況や課題」をテーマに、各市町村における仮置場候補地のリストアップや事前調査等の現状について各班で共有いただき、仮置場の確保を進めるうえでの課題やポイントの整理を行いました。
 その後のワークショップでは、実際に仮置場を設置する際の準備や運営におけるポイントを理解するため、「住民等への周知事項と広報」、「仮置場の設置運営に必要な資機材等」、「仮置場設置・運営のポイント(作業員の役割等)」の三つのテーマについて、各班で意見交換や議論を行いました。また、
環境省近畿地方環境事務所より、「近年の水害事例及び災害廃棄物処理の実態」についてご講演いただきました。
 参加者アンケートでは、「他市町村の担当者と悩みや事例・課題等を共有でき、有意義な研修だった」、「平成30年台風21号の被害時、仮置場を設置した内容を他市町村へ伝えることができた」、「同じ課題を持った方々と具体的な対応を検討できて、モチベーションを持って取り組めた」、「平常時からの準備の必要性を改めて感じた」などの意見が寄せられました。

ワークショップの様子
 

過去の大阪府災害廃棄物対策研修

令和4年度

令和3年度

令和2年度

令和元年度

平成30年度

平成29年度

このページの作成所属
環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 施設整備グループ

ここまで本文です。