亜臨界水反応による廃棄物再資源化事業 |
株式会社レックスRF |
事業概要 | ・亜臨界水を用いて廃白土やソーダ油滓を混合しながら反応させ、油脂成分を脂肪酸とグリセリンに加水分解 ・分解物は同社の既存事業であるセメント焼成用補助燃料製造における原料として利用 | 対象廃棄物と処理能力 | 対象廃棄物:動植物性油脂製造残渣 処理能力:5.3トン/日(5.3m3/日) | リサイクル製品 | ・脂肪酸:セメント焼成用補助燃料原料 ・粗グリセリン:工業原料 | フロー図 | | 特徴 | ・大阪府立大学(現大阪公立大学)において「水を反応場に用いる有機資源循環科学・工学」(「21世紀COEプログラム」(文部科学省)に採択)として研究が進められた技術を用いた事業 ・水が亜臨界状態になると、加水分解能力や反応溶媒としての効果が大きくなり、有機物を分解したり、目的物質を抽出したりすることが可能であり、この特性を用いて、主に有機性廃棄物を対象に、アミノ酸や糖類、コラーゲンなどの有用物質を目的対象物として分離・分解し、回収することで高付加価値なリサイクルを実現。 注)亜臨界水反応:水の温度・圧力を374℃、22Mpa(臨界点)以上まで上げると、水(液体)でも水蒸気(気体)でもない状態となるが、この臨界点よりもやや低い近傍の領域の水(亜臨界水)を用いた反応 | その他 | 事業費:約8億円 経過:平成17年10月 エコタウン用地貸付 平成18年12月 事業開始 平成26年7月 亜臨界水処理施設が稼働休止(以降試験研究のみ) | お問合せ先 | 株式会社レックスRF 堺SC工場(旧リマテック株式会社)
大阪府堺市西区築港新町4丁2-4 電話番号 072-438-6434 ファクシミリ 072-422-3617 |
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環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 施設整備グループ