伯太主線水路は、和泉市の北部市街地を流れ、府内最大の貯水量を有する光明池を水源として主に和泉市、泉大津市に広がる約118haの農地へ用水を給水する光明池土地改良区が管理する幹線水路の1つです。
この水路は、昭和40年代に整備されたもので、山腹部や受益地の高台を流れ、各取水ゲート等を通じて下流の受益地へ流下するようになっています。
そして、この水路の下流部は住宅地に挟まれており、用水路としての役割のみならず、地域の排水路としても役割が大きくなっています。
しかし、整備後50年近くが経過し、側壁の強度不足等からクラックや目地開き、側壁の傾き等が生じてきていて、現状を放置すれば、水路の倒壊により水路直下の農地や住宅等への被害が予想されるとともに、受益水田への用水の供給が途絶え、干ばつ被害も予想されます。
用排水施設等整備事業は、伯太主線水路の改修を行うことにより、倒壊による浸水被害や農作物への給水障害を未然に防止し、農業潅漑用水路および排水路としての従来の機能回復をおこない、農業経営の安定を図るものです。
伯太主線水路 位置図 | 伯太主線水路と受益農地 |
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伯太主線水路の受益農地 | 側壁が傾き、支保工での補強箇所 |
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環境農林水産部 泉州農と緑の総合事務所 耕地課
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