平成29年7月11日開催 部長会議の審議・報告の概要

更新日:2019年4月12日

○と き 平成29年7月11日(火曜日) 午前9時45分から10時00分まで
○ところ 咲洲庁舎 特別会議室・大
○出席者 知事、副知事、各部局長等

【会議資料】

(資料1)副知事の事務分担表 [PDFファイル/33KB]


<就任あいさつ>
【浜田副知事】
・大阪府は、ここ10年、他の地方自治体に先駆けて様々な行財政改革に取り組まれ、また、万博やIR誘致など、わが国全体の経済の成長をけん引していくような取組みをしている。副知事としてその一翼を担う立場で、それを推進していくのはとても光栄に思う。今までの行政経験を活かし、大阪府政の発展に貢献したいと考えているので、よろしくお願いしたい。


<働き方改革>
【総務部長】
・全庁の総残業時間数は、昨年度から減少傾向にある。今年度に入り4月から6月までをみても減少傾向が続いている。各部局の取組みに感謝。
・昨年11月、指針となる大阪府庁版「働き方改革」(第1弾)を公表。現在は、その第2弾を総務部で作成しており、先日そのたたき台を各部次長にお示しした。できれば今月中に議論を重ね、来月中旬頃に成案化したいと考えている。
・全庁の推進体制についても、各部局次長を「働き方改革推進責任者」という形でお願いし、第1回会合を来週20日に開催する予定。


【新井副知事】
・働き方改革については、各部局次長を中心に取り組むと言っても、最後は部局長のマネジメントにかかっている。しっかり取り組んでもらいたい。


<九州豪雨への対応について>
【危機管理監】
・発災当初、緊急消防援助隊として大阪市の航空消防隊6名を派遣。2名を人命救助した。また、昨日から大阪府警の機動隊員100名が捜索活動のため、現地入りしている。
・福岡県や大分県からは、特段の支援要請はないが、念のため、危機管理室職員3名を調査隊として現地へ派遣しており、朝倉市や日田市で支援ニーズがないかどうか調査中。仮に支援の必要が生じた場合は、各部局にも協力をお願いしたい。


【新井副知事】
・先日の関西広域連合でも、復旧活動やボランティアの関係などで協力が必要ではないかという話があり、構成府県市で認識を共有している。関西広域連合から要請があれば、対応をお願いしたい。


<万博誘致について>
【商工労働部長】
・一点報告。講演の依頼を受け、昨日、大阪府工業協会の理事会に出席した。その意見交換の場で、副会長から「工業協会としても一丸となって、大阪の活性化のため、万博誘致を成功させたい」とのご発言をいただいた。


【政策企画部長】
・万博誘致の担当部長としてありがたいこと。誘致委員会にどれだけ企業が入っていただけるかということが大きな課題。企業や団体にも誘致委員会に入っていただき、拡大させていきたい。この件については万博推進本部等で改めてお願いする予定。


【新井副知事】
・関西広域連合で、連合長が前向きな発言をされた。全都道府県、全市町村で決議をもらうべきという強い言葉をもらった。全国レベルでの対応をよろしくお願いする。


<まとめ>
【知事】
・浜田副知事には、今までの経験をフルに活かして、大阪の成長に寄与してもらいたい。10年前から改革をスタートさせ、改革と成長を大阪のテーマとして取り組んできた。改革というのはいつで完成というものがなく、日々新しい改革に向かって動いていくことが大事。この10年の大阪府庁と大阪市役所が一体となった取組みで、近畿経済も回復基調にあり、有効求人倍率も非常に高い数値を示している。これは仕事があるということ。仕事があれば人が集まってくるので、我々がめざす、東京一極是正、二極に向け、確実に動いているのではないかと思っている。
・その大きな要因の一つが、府市一体で取り組んでいるということ。万博、IR、鉄道、高速道路にしても、府市一体でなければこれを決定して動かすことはできなかった。府市一体で最も結果が出ているのは、外国人旅行者数の伸び率。東京を上回っていることが明らかにされている。府市一体の取組みは、今は私と市長の人間関係によって成り立っているが、それをきちっと制度にしていくのが特別区。この制度案づくりがいよいよキックオフした。これから副首都大阪にふさわしい大都市制度の議論が本格化する。これまでも申し上げてきたが、平成30年秋に特別区、総合区どちらが大阪にとってふさわしい制度なのか、最終的な判断を住民の皆さんにしていただきたいと考えている。そのためには、まずは住民の皆さんに納得していただける法定協議会の協定書をつくりあげることが必要。これは副首都推進局が中心になって進めるが、全庁一丸となって協力してもらいたい。
・また、大阪府庁では、まさに仕事は増えているのに、人が減り、残業時間数も短くなっている。ダラダラと長い時間をかけて仕事をする人は、結果を出せないというのが、私の社会人としての感覚。幹部職員の皆さんにおいては、メリハリをつけて仕事を進めることが一番効果的だと思うので、遊ぶときは遊ぶ、仕事の時は仕事に没頭して結果を出す、ということを心がけてもらいたい。


 ≪以上≫

このページの作成所属
政策企画部 政策企画総務課 総務・企画グループ

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