大阪府では、事業者、消費者等の多様な主体と連携し、食品ロス削減の取組みを総合的かつ効果的に推進するため、国の「食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針(外部サイト)」を踏まえ、「大阪府食品ロス削減推進計画」を令和3年3月に策定しました。
・大阪府食品ロス削減推進計画の概要[その他のファイル/519KB][PDFファイル/1.34MB]
・大阪府食品ロス削減推進計画[Wordファイル/7.92MB][PDFファイル/2.59MB]
『 “もったいないやん!” 食の都大阪でおいしく食べきろう 』
府民の「もったいない」と「おいしさを追求する」心を大切にし、事業者、消費者、行政が一体となって、
『“もったいないやん!”食の都大阪でおいしく食べきろう』をスローガンに取組を進めます。
・「食品ロスの削減の推進に関する法律(外部サイト)」第11条に基づく「食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針(外部サイト)」を踏まえ、同法第12条の規定に基づく都道府県食品ロス削減推進計画として本計画を策定します。
・計画は、「大阪府循環型社会推進計画」等との調和を図り、「大阪府環境総合計画」の考え方を踏まえて策定します。
・国の「基本方針」及びSDGsを踏まえ、2021年度から2030年度までの10年計画とします。
・国の「基本方針」を踏まえ、計画の中間年である2025年度を目途に、施策の進捗状況等を見極め、見直しを検討します。
・府、市町村、事業者、消費者が主体となり、連携・協働して取組を進めます。
○食品ロス量(計画策定時)
・全国:年間発生量 612万トン 《事業系》328万トン 《家庭系》284万トン (2017年度推計)
・大阪府:年間発生量 43.1万トン 《事業系》22.3万トン 《家庭系》20.8万トン (2019年度推計)
○食品ロス削減に取り組む府民の割合
全国:「平成30年度消費者の意識に関する調査」による
大阪府:「令和2年度食品ロス削減に係る府民の意識調査」による
○食品ロス量
・国の「基本方針」を踏まえ、事業系家庭系ともに2000年度比で2030年度に食品ロス量の半減を目指します。
○食品ロス削減に取り組む府民の割合
・2030年度までに、食品ロス削減のための複数(2項目以上) の取組を行う府民の割合を90%とします。
○事業者
ネットワーク懇話会等の検討の場で各立場からの意見交換により、流通の各段階の施策を具体化する取組を展開します。
・「おおさか食品ロス削減パートナーシップ制度」の推進
・「フードバンクガイドライン」の活用
・飲食店の“食べきり・持ち帰り“の取組への支援
・食品ロス削減の取組事例の共有・周知
○消費者
ネットワーク懇話会等の場を活用し、消費者と事業者のコミュニケーションを図り、消費者の認知度向上や行動変容を促します。
・リーフレットやデジタルコンテンツ等の啓発媒体の活用
・大学(府内栄養士養成課程の大学等)との連携
・10月食品ロス削減月間における取組の実施
事業者 | 消費者 |
---|---|
《食品製造業者・農林漁業者》 | 《買い物の際》 |
○推進体制
・食品ロス削減のためには、流通全体及び消費者が一体となってコミュニケーションを強化し、
取組を推進する必要があります。このため、食品製造業者、食品卸売・小売業者、外食事業者、
消費者、行政等多様な主体で構成するネットワーク懇話会等の体制を築きます。
・庁内関係部局との連携や、市町村担当者会議等を活用することにより、オール大阪で取組を進めます。
○進捗管理
・ネットワーク懇話会等により、継続的に取組状況等の成果を検証し、より効果的な取組を検討します。
計画における将来目標の達成を目指します。→ネットワーク懇話会の開催状況はこちら
・令和3年度の取組状況はこちら(令和3年度食品ロス削減ネットワーク懇話会第2回資料)
・大阪府食品ロス発生動向等解析調査業務報告書の概要[Wordファイル/154KB][PDFファイル/580KB]
・食品ロス削減に係る府民の意識調査結果報告書の概要 [Wordファイル/818KB][PDFファイル/313KB]
本計画の策定にあたり基本的な考え方について、「大阪府環境審議会食品ロス削減推進計画部会」のおいて検討を進めました。
・大阪府食品ロス削減推進計画(案)に対する府民意見等の募集結果について
このページの作成所属
環境農林水産部 流通対策室ブランド戦略推進課 総務・企画グループ
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