日本では、年間約523万トン(令和3年度推計値)もの食品ロスが発生しています。
これら食品ロスのうち、まだ食べられるのに処理されてしまう食品を、食品関連事業者等から社会貢献活動の一環として提供を受け、受取先である福祉団体などに届ける活動を、「フードバンク活動」といいます。
フードバンク活動は、包装の印字ミスや賞味期限が近いなど、食品の品質には問題ないが通常の販売が困難な未利用食品を有効活用できる取組みで、食品ロス削減にも寄与します。食品が提供されてから、必要としている方に届くまでには「集める活動」と「配る活動」に分かれます。
本ガイドラインは、農林水産省の「フードバンク活動における食品の取扱い等に関する手引き」に基づき、大阪府版としてわかりやすくまとめたものです。
食品関連事業者等のみなさまにご提供いただいた食品が受取先にしっかり届き、安全で透明性のある信頼性の高い、フードバンク活動が進められるよう、本ガイドラインをご活用いただけましたら幸いです。
フードバンクガイドライン [PDFファイル/23.56MB]
詳細や各記載例等については、農林水産省の手引きをご覧ください。
農林水産省HP「フードバンク」(外部サイト)
手引き本文 [PDFファイル/806KB]
衛生管理点検表、食品提供履歴管理表等 [Excelファイル/58KB]
○フードバンクへの食品提供・寄附に係る税制に関しては、農林水産省のHPをご覧ください。
農林水産省【食品関連事業者の皆様へ】食品ロス削減にフードバンクを活用しませんか?フードバンクに係る税制について(外部サイト)
○一般社団法人サスティナブルフードチェーン協議会では、食品産業の企業がフードバンク活動団体等の中間組織を通じて寄贈に取り組む際のルールや寄贈に関する法律などを紹介した報告書や動画を公開しています。
・こどもスマイリング・プロジェクト 食品寄贈ガイドラインに関する検討報告書(第1版)(外部サイト)
・【Youtube】食品寄贈ガイドラインに関する検討報告(前編)(外部サイト)
・【Youtube】食品寄贈ガイドラインに関する検討報告(後編)(外部サイト)
・【Youtube】企業からフードバンク、そして支援団体へ「食品寄贈の現場から」(協力:株式会社ローソン)
令和3年10月に株式会社クラダシと事業連携協定を締結し、取組の1つとして府内の活動団体の支援に取組んでいます。
⇒協定内容等はこちら
これまでの府内の取組実績はこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)で紹介されています。
<フードバンク活動団体>
※近畿地方のフードバンク活動団体については、近畿農政局HP(外部サイト)をご参照ください。
・認定NPO法人ふーどばんくOSAKA(堺市)(外部サイト)
・一般社団法人こどもの居場所サポートおおさか(大阪市)(外部サイト)
・特定非営利活動法人寝屋川市民たすけあいの会(寝屋川市)(外部サイト)
・認定NPO法人 グッドネーバーズ・ジャパン(大阪倉庫)(大阪市)(外部サイト)
令和3年度 食品ロス削減事業者向けセミナー 『未利用食品を有効活用する食品ロス削減の取組』において、一部のフードバンク活動団体の取組みをご紹介していますので、ご参照ください。
公共冷蔵庫は、企業や個人の方などから未利用食品等の提供を受け、受取側が都合が良い時に、冷蔵庫まで取りに行ける仕組みです。
企業や家庭で発生した未利用食品の有効活用の一つとして、食品ロス削減にも寄与するものです。
・寝屋川市コミュニティフリッジ(NPO法人寝屋川市民たすけあいの会)
企業などの提供者は原則、登録制になります。提供いただける未利用食品は、冷凍、冷蔵、常温いずれも可能で未開封が前提です。
詳細についてはこちら(外部サイト)をご覧ください。
・みんなの公共冷蔵庫泉北コミュニティフリッジ(公益財団法人 泉北のまちと暮らしを考える財団)
未利用食品の提供は事前登録制となり、随時募集中です。
事前登録や詳細については、こちら(外部サイト)をご覧ください。
・農林水産省「フードバンク」(外部サイト)
・近畿農政局 近畿管内のフードバンク団体(外部サイト)
・フードドライブ活動
このページの作成所属
環境農林水産部 流通対策室ブランド戦略推進課 総務・企画グループ
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