2019年 大阪のメーデー開催状況

更新日:2019年6月5日

労働者の祭典であるメーデーが、府内各地で開催されました。

 大阪府内のメーデーは、4月24日から5月15日にかけて合計38か所で開催され、約5万1千人(主催者発表ベース)の労働者が参加しました。
 その中から、連合系「第90回大阪地方メーデー」、全労連系「第90回大阪メーデー」、全労協系「第90回中之島メーデー」の開催状況をご紹介します。

1 第90回大阪地方メーデー

(1) 概要

 第90回大阪地方メーデーは、4月27日、連合大阪構成組織等で構成する第90回大阪地方メーデー実行委員会の主催により、大阪城公園・太陽の広場で開催され、組合員、市民など3万2千人(主催者発表)が参加しました。
 オープニングイベントとして、各構成組織の代表が組合旗を持って順次登壇し、舞台に全ての組合旗が掲げられた後、労働歌が合唱されました。
 主催者代表としてあいさつに立った実行委員長(連合大阪会長)は「今年の春季生活闘争について、賃上げの流れは続いている。特に300人未満の中小組合では、賃上げ率・額ともに昨年同時期を上回っており、賃金以外にも、勤務間インターバル制度の導入、定年年齢の引き上げ、年次有給休暇の取得推進、非正規労働者の処遇改善など、多岐にわたる項目で前進回答が引き出されている。また、働き方改革関連法が4月に施行され、時間外労働の罰則付き上限設定、年次有給休暇の取得義務化、すべての労働者を対象とした労働時間の客観的把握が義務化された。時間外労働に関する労使協定、36協定の重要性などを広く社会に訴えていく必要がある。一方、少子高齢化、働く人の多様化、働き方の多様化、AIなどの技術革新など、労働環境の変化への対応ということでは、働き方改革はまだ緒に就いたばかりである。今後とも、健全な集団的労使関係のもとで真摯な議論を行い、働く者の幸せと、産業・企業の発展を目指していく必要がある。国政については、一昨年来の公文書の改ざん、さらには厚生労働省の不正調査問題に見られるように、国民の信頼を裏切るような事案が頻発している。これは、一強政権とも言われる現政権がもたらした弊害であり、信頼ある野党の再生が不可欠である。すべての労働者、生活者の「クラシノソコアゲ」につながる運動の先頭に立ち、力強く取組みを進めていきたい。」などと述べました。
 続いて、大阪労働局長、大阪府副知事、立憲民主党大阪府連代表、国民民主党大阪府連代表などの来賓あいさつが行われた後、新たに結成された労組からの報告アピールに引き続き、「格差をなくし、働きがいのある仕事を取り戻すぞ!」など8項目のアピールが書かれたメッセージペーパーを掛け声に合わせて参加者全員が高く掲げるペーパーアピールが行われ、その後、「スローガン」、「メーデー宣言」が採択され、実行委員長の「団結がんばろう」三唱で終了しました。

(2)  メーデースローガン

 「格差をなくし、平和を守る!笑顔あふれる未来をつくろう、すべての仲間の連帯で!」

第90回大阪地方メーデーの写真1  第90回大阪地方メーデーの写真2

2 第90回大阪メーデー

(1) 概要

 第90回大阪メーデーは、5月1日、大阪労連系労組などで構成する第90回大阪メーデー実行委員会の主催により、扇町公園で開催され、組合員、市民など3,500人(主催者発表)が参加しました。
 式典は、音楽家ユニオン・うたごえ協議会による演奏・合唱の後、実行委員会事務局長(大阪労連事務局長)による開会宣言に始まり、実行委員長(大阪労連議長)の主催者あいさつが行われました。
 実行委員長のあいさつでは、「安倍政権は戦争する国づくりを進めながら、働き方改革の名で労働者保護法制を破壊し、大企業本位の経済政策に従属させようとしている。忖度政治がはびこり、文書の改ざん、統計偽装、疑惑隠しが横行し、国民に事実が知らされていない。大阪では府民の暮らしに目を向けない維新政治が続く中、医療、教育、福祉など住民施策は閉じられ、府民の暮らしそのものが切り捨てられている。大阪の労働者、民主勢力が総決起し、大阪、日本を変え、大きなうねりを作り出そう。」などと述べました。
 続いて、日本共産党参議院議員によるあいさつが行われ、また、大阪憲法会議、大商連、大阪市地区協議会から、それぞれ「安倍改憲反対」、「消費税増税反対」、「維新型政治打破」などについて、決意表明が行われました。
 その後、「スローガン」、「メーデー宣言」が満場の拍手で採択され、最後に、副実行委員長の「団結がんばろう」三唱で終了し、市内2コースに分かれてデモ行進が行われました。

(2) メーデースローガン

 a. メインスローガン
  「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」

 b. サブスローガン
 ・8時間働いて普通に暮らせる賃金
 ・最低賃金今すぐ1,000円、早期に1.500円
 ・STOP消費税10% 年金・医療・介護の充実
 ・9条改憲阻止 PEACE We Want
 ・辺野古新基地建設反対 NO BASE in okinawa
 ・原発ZERO 再生エネルギーへの転換
 ・公正なワークルールを

第90回大阪メーデーの写真   第90回大阪メーデー・デモ行進の写真


 3 第90回中之島メーデー

 (1) 概要

 第90回中之島メーデーは、5月1日、大阪全労協、全日建運輸連帯労組、全港湾大阪支部、その他無所属労組等で構成する第90回中之島メーデー実行委員会の主催により、中之島公園・剣先ひろばで開催され、組合員、市民など800人(主催者発表)が集まりました。
 集会の冒頭、主催者を代表して挨拶に立った実行委員長(大阪全労協議長)は、「全日建運輸連帯労組関生支部で60人を超える逮捕者が生じており、その容疑は、憲法が保障する労働者の団結権、団体交渉権を踏みにじるもので、断じて容認できない。大阪で反弾圧実行委員会が立ち上がり、その取組みが関西各地へ広がりをみせている。引き続き、声を上げて頑張っていこう」と訴えました。
 続いて、特別報告として挨拶に立ったヘリ基地反対連絡協議会代表は、「安倍政権は、F35戦闘機などアメリカの武器を爆買いするなど大軍拡・日米の軍事一体化を推し進めている。日本を戦争する国に変える憲法破壊を許さず、安部政権を打倒しよう」と述べました。
 その後の来賓あいさつでは、大阪労働者弁護団をはじめ、しないさせない戦争協力関西ネット、天皇代替わりに異議あり!関西連絡会などがあいさつを行い、また、各構成組織からそれぞれの組織が抱える争議や裁判闘争の現状報告が行われ、集会参加者に支援が求められました。
 そして、歌とパフォーマンスのライブを経て、 最後に、「スローガン」と「メーデー宣言」が満場の拍手で採択され、全日建運輸連帯労組近畿地本委員長の閉会挨拶により集会が幕を閉じ、天満橋から土佐堀通、淀屋橋、梅新東を経て西梅田公園までのコースで、「安倍政権打倒」、「格差社会を許すな」、「解雇の自由化反対」などのシュプレヒコールを上げながらデモ行進が行われました。

 (2) メーデースローガン

・8時間働けば生活できる社会を!
・嘘とごまかしで民衆をあざむき、憲法改悪を目論む安倍政権を打倒しよう!
・集団的自衛権行使を許さず、沖縄辺野古新基地建設阻止!東アジアの平和を確立するため、すべての軍事基地を撤去させよう!
・核と人類は共存できない!原発の再稼働を許さず、自然エネルギーへ転換しよう!
・「働き方改革」がもたらす長時間労働や格差社会を許すな!外国人労働者への差別を許すな!競争ではなく共生の社会を! 

第90回中之島メーデー・集会の写真  第90回中之島メーデー・デモ行進の写真

このページの作成所属
商工労働部 雇用推進室労働環境課 地域労政グループ

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