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大阪府庁舎別館耐震改修工事の概要
大阪府庁舎別館は平成7年度、災害時に大阪府の災害対策本部を設置し、災害対策の指揮命令を行う拠点施設として位置づけられており、別館の耐震診断を行い、耐震性能を高める工事を行いました。
工事期間 平成10年6月から平成13年3月まで
耐震改修工事の主要な工事項目は以下の1から5までとなっています。
1.壁の鋼板補強
2.柱の鋼板補強
3.制震装置の組み込み
オイルダンパー作動原理
4.電算室床の免震化
電算室のコンピューターが地震による障害を受けないよう、横揺れを吸収・緩和する免震床を設置しました。写真中央の重なった金属プレートが地震時にスライドし、取付けられているバネが揺れを吸収します。
建物概要
- 大阪府庁舎別館
- 所在地
大阪市中央区大手前3丁目2-12 - 建築面積
約2,700平方メートル - 延床面積
約29,500平方メートル - 階数
地上8階、地下3階、塔屋3階 - 建物高さ
約31メートル - 構造
鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造 - 建設年月
昭和39年7月
- 所在地
別館耐震補強図