海面より低いまち大阪
水の都大阪のもうひとつの特徴は・・・
海より低い大阪のまち
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●わたしたちの住むまちは海面より下にある 大阪は“海面より低い土地”が多いため、高潮や津波による大きな災害にたびたび苦しめられてきました。 のぞいてみてください!海面より下にある、わたしたちのまちを。 想像してみてください!ここに海水が流れ込んだときの恐ろしさを。 |
●海抜0メートル地帯 海抜0メートル地帯とは、地表の高さが満潮時の平均海水面よりも低い土地のことをいいます。 大阪では昭和初期から工業用水として多量の地下水を汲み上げたため、地盤沈下が起こり深刻な問題となりました。 防潮堤が、海水面より低い住居地域を守っています。 拡大図 [画像ファイル/291KB](別ウインドウで開きます)
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●防潮堤の役割 大小多くの河川と海に囲まれている大阪は、人口や資産が海面より低い土地に集中しています。 防潮堤は、海岸や川岸に張り巡らされており、伊勢湾台風級の超大型台風による高潮にも十分対処できる高さで、大阪のまちを守っています。 |
●防潮水門方式(Tidal Gate and Pumping Station) 安治川、尻無川、木津川においては、一日に数多くの船舶の航行があり、それらを妨げず、また、強風や地震などの厳しい条件に有利なことから、アーチ型の大水門3門が建設されました。 これらの防潮水門は、高潮に備えて閉鎖すると、海水面の上昇による、河川の水位の上昇は抑えられますが、上流の寝屋川、第二寝屋川、平野川等の河川からの流出や市街地からの排水によって水位が上昇し、浸水氾濫が起こる恐れがあります。そこで、淀川と大川(旧淀川)の接続する毛馬の地に、毛馬排水機場を建設し、毎秒330立方メートルの水を大川から、淀川へ排水しています。
拡大図 [画像ファイル/103KB](別ウインドウで開きます) | |
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●防潮堤の構造
防潮堤の実際に見えている堤防の下には、杭が何本も打ちこまれています。この頑丈なつくりで、高潮から大阪のまちを守っています。現在は、地震に耐えるように、防潮堤の川側に新たな鋼管矢板を設置して補強する耐震対策が進められています。1977年から、対策がはじまりました。 |
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●大阪府域の特徴
大阪は大阪湾のいちばん奥にあるため、台風による高潮被害が発生しやすい地形となっています。 また、大阪府の海岸線は約230kmあり、人口や産業も集中しているため、高潮や津波による浸水が大きな災害となりやすい傾向にあります。 |
●大阪平野の地盤高(Ground Height of Osaka Plain)
西大阪地域には、標高0メートル以下の地域が約21平方キロメートル、また大阪湾の朔望平均満潮位以下の地域が約41平方キロメートルあります。
拡大図 [画像ファイル/101KB] | |
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このページの作成所属
都市整備部 西大阪治水事務所 企画防災グループ