府立学校のアスベスト含有吹き付け材使用状況について
平成17年度に実施した「府立学校建築物使用建材調査」により、アスベスト含有吹き付け材の使用が判明した全ての府立学校において、平成18年度までに対策工事(除去等)を実施しました。
しかし、新たにトレモライト等のアスベストの存在が問題となり、平成20年度にこれまでの検査でアスベストの含有が認められなかった箇所において、トレモライト等のアスベスト含有検査を実施しました。
その際、花園高校、金剛高校、長野北高校、伯太高校及び、久米田高校の5校においてトレモライト、クリソタイル等の含有が判明しましたが、平成22年9月30日までに花園高校他4校のアスベスト除去工事を行いました。令和4年10月1日時点で残存する府立学校は26校になります。
【これまでの除去実績(平成18年度までの対策工事を除く)】
・ 平成20年度にトレモライト等の含有調査を実施し、花園高校他4校において、トレモライト、又はクリソタイルの含有が判明しましたので、平成22年度に除去工事を行いました。
・ 金岡高校の特別教室棟のアスベストの一部を平成22年度に除去しました。
・ 柴島高校の床面積に誤りがありましたので、修正しました。
・ 島本高校、咲洲高校及び長野北高校の普通教室棟、管理教室棟及び管理特別教室棟の一部を平成23年度に除去しました。
・ 堺聴覚支援学校の渡り廊下棟のアスベストを平成23年度に除去しました。
・ 成城高校の管理教室棟、機械室棟、特別教室実習棟のアスベストを平成27年度に除去しました。
・ 吹田東高校の校舎棟のアスベストを平成27年度、平成28年度に除去しました。
・ 金岡高校の校舎棟の一部のアスベストを平成27年度、平成28年度に除去しました。
・ 八尾翠翔高校の汚水処理棟の撤去に伴い、アスベストを平成28年度に除去しました。
・ 金岡高校の除去工事後に対策年度、面積が反映されていなかったため、修正しました。
・ 貝塚南高校の汚水処理棟の撤去に伴い、アスベストを令和2年度に除去しました。
・ 平成30年度よりアスベスト対策事業として、再度の囲い込み等の対策を実施しています。
・ これまではアスベスト吹付面積を公表していましたが、対策を行った面積を管理する為、 令和3年3月より、アスベスト対策事業による囲い込み等の対策面積に改めました。
【今後の対応】
○ アスベスト含有吹き付け材が残存する府立学校においては、「府立学校の施設に関するアスベスト管理マニュアル(令和4年3月31日改正)」に基づき、今後とも適正に管理していきます。
【参考資料】
府立学校アスベスト含有吹付け材使用校一覧(26校) [Excelファイル/13KB] [PDFファイル/48KB]
府立学校の施設に関するアスベスト管理マニュアル [Wordファイル/880KB] [PDFファイル/609KB]
注:
○ 「アスベスト含有吹き付け材」とは、アスベスト(クリソタイル、アモサイト、クロシドライト、トレモライト、アクチノライト及びアンソフィライト)をその重量の0.1%を超えて含有する吹き付け建材をいいます。
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教育庁 施設財務課 施設管理グループ
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