「タイムライン」とは、大規模な災害はいずれ発生することを前提に、府民の命を守り、被害を最小化することを目的として、防災関係機関が連携して、災害時に発生する状況をあらかじめ想定し、共有した上で、「いつ」「誰が」「何をするか」に着目して、防災行動とその実施主体を時系列に整理した計画です。
タイムラインを導入することで以下のような効果が期待できます。
1.タイムラインの策定過程で、お互いの顔が見える関係を築く。
2.タイムラインであらかじめ役割を決めて、動く。
3.タイムラインは、首長の意思決定を支援する。
4.タイムラインで、先を見越した早めの行動が安全・安心に。
5.タイムラインを防災チェックリストとし、防災行動の漏れ、抜け、落ちの防止に。
6.タイムラインに実災害での反省や課題をフィードバック。
大阪府では、タイムラインを「広域」「市町村」「コニュニティ(地域)」の3つに分類し、それぞれの先行取り組み(リーディングプロジェクト)をモデルに、国や市町村と連携し、タイムライン防災を大阪府全域に広げる「おおさかタイムライン防災プロジェクト(別ウインドウで開きます)」を進めています。
大阪湾沿岸(泉州)を対象とした高潮広域タイムラインを、令和2年8月に策定しました。
大阪府や大阪湾沿岸(泉州)13市町に加え、大阪管区気象台、自衛隊、警察、消防、鉄道、航空、ライフライン事業者などの防災機関の高潮に関する防災行動を時系列に整理した計画です。
資料[最新版]はこちら → 大阪湾沿岸(泉州)高潮広域タイムライン[2022年度版]令和4年3月 [PDFファイル/890KB]
このページの作成所属
大阪港湾局 大阪港湾局 危機管理担当
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