ロンバルディア州(イタリア)との交流

更新日:2023年3月30日

ロンバルディア州の概要

 ロンバルディア州は、アルプスのふもと、北イタリア平野の中央に位置し、平野と丘陵、水脈に恵まれた地形である。国内第一の人口を誇り、州都ミラノを中心に商工農業ともに発達した、イタリアでも最も豊かな州である。
 産業面では、大企業と中小企業が共存し、メトロポリス開発が集中的に行われている一方、州内各地で地場産業的な地域開発も行われている。また、文化面でも、イタリアオペラの拠点、ミラノのスカラ座をはじめ美術館、歴史的建造物等数多くの芸術・文化資源を有している。

面積

23,861平方キロメートル(大阪府の12倍)

人口

約1,007万人(2019年)(大阪府の約1.14倍)

地理・気候

 気候は、典型的な大陸性の気候で、冬の寒さと夏の暑さが厳しく、山間部では冬には雪が降ること
 が多い。

州都

ミラノ

首長

知事 アッティリオ・フォンタナ   (2018年3月就任、任期5年)(直接選挙制)

政治

 

 ・州の機能:イタリアの地方行政は州・県・市町村の三層制。
 ・州は国の法律で定める基本原則の制限の下に州の法律を制定することができ、健康・福祉、交通、
 職業訓練、地域計画などにおける権限を有する。
 ・行政機構:  議  会   議決機関。議員は直接選挙により選出。任期5年。

                評議員会 議会の議決事項を実施する責任を有する執行機関。           

              メンバーは議会が任命。任期5年。

経済・産業

 ・ロンバルディア州都のミラノ市は、航空産業や自動車産業、精密機械工業等の製造業が集積する
イタリア北部最大の都市であるとともに、証券取引所を有し、イタリアの商業・金融の中心となって
いる。

・ロンバルディア州はGDPベースで国全体の20%強の経済規模を有し、一人当たりGDPも全国平均を
大きく上回るなど、イタリア国内でも特に経済的に強固な基盤を持っている。

・バイオ・化学産業も盛んであり、国内関連企業の3から4割がロンバルディア州に拠点を構えている。

(JETRO及びロンバルディア州ホームページより)

ロンバルディア州の自治体と

友好交流関係にある

府内の自治体

大阪市 ミラノ(1981年6月8日提携)

特記事項

 ・2015年ミラノ万博開催

テーマ:「地球に食料を、生命にエネルギーを」    会 期:2015年5月1日-10月31日



交流提携に至る経緯

 2001年(平成13年)10月ロンバルディア州のロベルト・フォルミゴーニ知事が府知事を表敬訪問。両地域の相互協力強化のため、大阪府との友好提携を希望する旨申し入れがあった。同州がイタリアの経済活動の中心地であり、州都ミラノを中心に多数の中小企業が集積するなど、本府との共通点も多く有意義な交流が期待できることから、協議を進め、2002年(平成14年)7月9日、府知事がロンバルディア州を訪問、「大阪府とロンバルディア州の間の合意議定書」に調印した。

このページの作成所属
府民文化部 都市魅力創造局国際課 都市外交グループ

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