ロンバルディア州は、アルプスのふもと、北イタリア平野の中央に位置し、平野と丘陵、水脈に恵まれた地形である。国内第一の人口を誇り、州都ミラノを中心に商工農業ともに発達した、イタリアでも最も豊かな州である。
産業面では、大企業と中小企業が共存し、メトロポリス開発が集中的に行われている一方、州内各地で地場産業的な地域開発も行われている。また、文化面でも、イタリアオペラの拠点、ミラノのスカラ座をはじめ美術館、歴史的建造物等数多くの芸術・文化資源を有している。
面積 | 23,861平方キロメートル(大阪府の12倍) |
人口 | 約1,007万人(2019年)(大阪府の約1.14倍) |
地理・気候 | 気候は、典型的な大陸性の気候で、冬の寒さと夏の暑さが厳しく、山間部では冬には雪が降ること |
州都 | ミラノ |
首長 | 知事 アッティリオ・フォンタナ (2018年3月就任、任期5年)(直接選挙制) |
政治 |
・州の機能:イタリアの地方行政は州・県・市町村の三層制。 評議員会 議会の議決事項を実施する責任を有する執行機関。 メンバーは議会が任命。任期5年。 |
経済・産業 | ・ロンバルディア州都のミラノ市は、航空産業や自動車産業、精密機械工業等の製造業が集積する ・ロンバルディア州はGDPベースで国全体の20%強の経済規模を有し、一人当たりGDPも全国平均を ・バイオ・化学産業も盛んであり、国内関連企業の3から4割がロンバルディア州に拠点を構えている。 (JETRO及びロンバルディア州ホームページより) |
ロンバルディア州の自治体と 友好交流関係にある 府内の自治体 | 大阪市 ミラノ(1981年6月8日提携) |
特記事項 | ・2015年ミラノ万博開催 テーマ:「地球に食料を、生命にエネルギーを」 会 期:2015年5月1日-10月31日 |
2001年(平成13年)10月ロンバルディア州のロベルト・フォルミゴーニ知事が府知事を表敬訪問。両地域の相互協力強化のため、大阪府との友好提携を希望する旨申し入れがあった。同州がイタリアの経済活動の中心地であり、州都ミラノを中心に多数の中小企業が集積するなど、本府との共通点も多く有意義な交流が期待できることから、協議を進め、2002年(平成14年)7月9日、府知事がロンバルディア州を訪問、「大阪府とロンバルディア州の間の合意議定書」に調印した。
このページの作成所属
府民文化部 都市魅力創造局国際課 都市外交グループ
ここまで本文です。