大阪の文化

更新日:2021年2月15日

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 大阪は、わが国最古の都が置かれた土地であり、また、古代から海上交通の要衝として、長く経済・文化の中心地であったため、多くの歴史的・文化的遺産が残されています。また、「上方文化」として知られるすぐれた伝統芸能や、社寺や地域の祭なども数多く受け継がれています。



江之子島文化芸術創造センター enoco 外観

江之子島文化芸術創造センター(外部サイト)

アートやデザインなどの創造力で、大阪という都市を元気にすることをめざして、1938年に建築された旧大阪府工業奨励館の建物の一部を活用し、2012年にオープンしました。大阪府が所蔵する、約7900点に及ぶ20世紀コレクションを活用した企画展をはじめとする、多くの美術展が開催されています。また、クリエイターなどが入居し創造的活動を行っています。

江之子島文化芸術創造センター enoco




 ワッハ上方画像

大阪府立上方演芸資料館 ワッハ上方(外部サイト)

大阪人のアイデンティティの一つである「笑い」を扱った、日本で唯一の演芸資料館です。
上方演芸(落語、漫才、講談、浪曲など)で活躍した演芸人の衣装や道具、音声・映像資料等を約75000点収蔵し、その一部を展示しています。また、実際に上方演芸を体験できるワークショップなどの催しを行っています。

ワッハ上方ロゴ





 

国立文楽劇場

国立文楽劇場(外部サイト)

ユネスコ無形文化遺産にも指定された、日本独自の伝統芸能「文楽」を観劇できる施設です。




文楽

文楽

太夫の語り、太棹の三味線に人形芝居。世界にも類例のない総合的舞台芸術。浮世の義理に翻弄される人間の姿を近松門左衛門は「心中物」に昇華させる。

落語

大阪が生んだ話芸の粋。合理主義に裏打ちされた古典落語は時を越え、爆笑を呼ぶ。(桂米朝さんの高座/写真提供:桂米朝事務所)

漫才

「大阪人が二人寄れば漫才になる」。商都大阪で生まれるべくして生まれた話芸。「笑いのヒーロー」は、大阪の若者のあこがれ。

歌舞伎

道頓堀は昔も今も芝居の町。かつては五座の櫓が並び、歌舞伎はここで一躍発展を遂げる。芝居小屋のなかで庶民は憂き世を忘れる。(中村鴈治郎さん/写真提供:成駒屋オフィス)





演劇

芝居の町・大阪の伝統は今も脈々と。オリジナリティとバイタリティあふれるユニークな劇団が次々に生まれる。(写真提供:南河内万歳一座)


日本センチュリー交響楽団


1989年に大阪センチュリー交響楽団として設立、2011年4月に名称を日本センチュリー交響楽団に変更。創立以来、アンサンブルの緻密さ、古典から現代作品に至るまで柔軟かつ高い演奏能力に評価を得ている。また、コンサートホールでの演奏会の他にも「タッチ・ジ・オーケストラ」、特別支援学校コンサート、病院での室内楽コンサートなどの多彩な社会貢献活動にも力を入れている。




千利休

戦国時代繁栄の頂点にあった堺。利休は華美、豪奢とは対極にある「わび茶」を完成させる。装飾、作為をそぎおとしたところに美を見いだす。比類なき美意識。 (写真:堺市立博物館蔵)

井原西鶴

天下の富が集まった大阪。人々は欲望に仕え様々な愛憎劇を演じる。彼の作品には、生々しい人間の喜怒哀楽がおどる。 (肖像画:個人蔵、日本永代蔵:大阪府立中之島図書館蔵)









山片蟠桃

有能な商人は、徹底的な合理主義者。彼の透徹した視線は、時空を縦横に駆けめぐる。天文、地理、歴史、経済…壮大な宇宙観を大著『夢ノ代』に結実させる。 大阪府は、その功績を讃え、海外で刊行された日本文化研究書と著者を顕彰する「山片蟠桃賞」を創設した。(大阪府立中之島図書館蔵)

与謝野晶子

第一歌集『みだれ髪』で恋愛と青春のみずみずしさを歌い上げた。堺が生んだ情熱の歌人。 (写真:文化学院蔵)





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府民文化部 府政情報室広報広聴課 広報グループ

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