体長約1センチメートルで、黒色。背中によく目立つ赤い帯状の模様があります。
排水溝や花壇、エアコンの室外機の裏など、日当たりがよくエサとなる昆虫がいる場所に生息します。
泉州地域では、セアカゴケグモが随所で発見されています。
セアカゴケグモは、強い毒性をもっていますが、普段はおとなしいクモで、素手で触らない限りかまれることはありません。
庭仕事などするときは、必ず軍手などをして作業してください。また、屋外でサンダル等を履く場合はクモがいないか注意してください。
素手で触らない。市販のスプレー式殺虫剤(ゴキブリ用が望ましい)をかける。
または、踏みつぶしてください。(卵には殺虫剤は効きません)
はじめはチクッと針で刺したような痛みを感じます。
やがてかまれた部分のまわりが腫れて赤くなります。痛みは次第に全身に広がります。
悪化すると、多量の汗をかいたり、寒気、吐き気などがあらわれることもあります。
通常は、数日から数カ月で回復する例が多く、かまれても重症になることはほとんどありません。
かまれた箇所を水で洗い流して、できるだけ早く病院に行って治療を受けることが大切です。
(病院にはかまれたクモを殺して持参してください。適切な治療につながります。)
セアカゴケグモは外来生物の毒グモとして、平成7年大阪府高石市で初めて発見されて以来、その生息域を拡大し、大阪府全域に分布しています。毎年、保健所に相談が多数寄せられており、また、大阪府内においてはかまれる被害も発生しています。
岸和田保健所では、講習会や広報等を通じ啓発を行っているところですが、更なる啓発を行うため、特に咬傷被害が多く発生している泉州地域を所管する泉佐野保健所、和泉保健所と合同で、学校関係者等を始め住民の方々へ貸出ができるようなビデオ(DVD)を作製しました。
タイトル | セアカゴケグモに注意! |
内容 | セアカゴケグモの特徴、生息場所や駆除方法について、 |
収録時間 | 約17分 |
貸出期間 | 原則3週間 |
貸出について | 岸和田保健所 衛生課まで 電話(072-422-5683) |
「啓発用動画はこちら」(外部サイト) (セアカゴケグモにご注意!身近に潜む危険!セアカゴケグモに咬まれないために)
このページの作成所属
健康医療部 岸和田保健所 衛生課
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