2.配慮の基本
- (1)相手の「人格」を尊重し、相手の立場に立って応対します
- 相手の立場に立って、「明るく」「ていねいに」わかりやすい対応を心がけます。
- 介助の方や、手話通訳の方などではなく、障がいのある本人に直接対応するようにします。
- 何らかの配慮が必要と思われる場合でも、思い込みや押し付けでなく、本人の希望を確認します。
- (2)プライバシーに配慮します
- 情報の聞き取りや説明の場面などあらゆる場面において、本人のプライバシーに十分に配慮して対応します。
- (3)コミュニケーションを大切にします
- コミュニケーションが難しいと思われる場合でも、「ゆっくり」「ていねいに」「くり返し」相手の意思を確認し、信頼感のもてる対応を心がけます。
- 必要に応じたコミュニケーション手段についての配慮を行います。(手話筆談医療サポート絵カード医療サポート手帳耳マーク合図の方法の工夫など)
- (4)不快になることばは使いません
- 差別的なことばはもとより、不快に感じられることばや子ども扱いしたことばは使いません。
- 障がいがあるからといって、ことさら特別扱いしたことばは使いません。
- (5)診察等において、ていねいな説明をします
- コミュニケーションを大切にし、本人が良く理解できるようにていねいな説明を行います。そのためには、診察時間にゆとりを持つなどの工夫をします。
- (6)障がい者の方に必要な対応方法を知っておきます
- 「医療機関等における障害者配慮ガイドブック」をはじめ、障がい特性に応じたケアや配慮のための冊子などを参考にして必要な対応方法を学ぶ必要があります。
- 必要に応じて、職員に対する研修を取り入れます。
- (7)医療スタッフだけでなく、受付、食堂、売店など、患者に対応する人たち全部が、配慮ある対応に取り組みます
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福祉部 障がい福祉室地域生活支援課 地域生活推進グループ