認知症の「予防」

更新日:2023年12月11日

認知症の「予防」

「予防」とは、「認知症にならない」という意味ではなく、「認知症になるのを遅らせる」「認知症になっても進行を緩やかにする」という意味です。

運動不足の改善、糖尿病や高血圧症等の生活習慣病の予防、社会参加による社会的孤立の解消や役割の保持等が、認知症の発症を遅らせることができる可能性が示唆されています。

適度な運動をしましょう

高齢者がウォーキングをしている絵

ウォーキングや体操などの有酸素運動を行いましょう。

膝などに負担をかけられない方は、水中ウォーキングなども有効です。

コグニサイズとは

コグニサイズは、国立研究開発法人国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防運動プログラムです。
「コグニサイズ」とは、コグニション(認知)とエクササイズ(運動)を組み合わせた造語で、頭で考えるコグニション課題と身体を動かすエクササイズ課題を同時に行うことで、脳と身体の機能を効果的に向上させることをねらいとしています。

詳しくは、国立長寿医療研究センター予防老年学研究部ホームページをご覧ください。(外部サイト)

食事の工夫をしましょう

高齢者が笑顔で食事をしている絵

魚や野菜を多く摂り、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。また、お酒は控えめにしましょう。        

・食べ過ぎない

・DHAやEPAを多く摂る(さば、いわし、ぶり、さんま、うなぎなどの背の青い魚)

・カテキンを摂る(緑茶など)

・クルコミンを摂る(ウコン)

・抗酸化作用のあるものを摂る
 ビタミンC、βカロチン(果物、野菜など)、ビタミンE(胚芽米、小麦胚芽、アーモンドなど)

積極的に社会参加をしましょう

高齢者が仲間と楽しく交流している絵

趣味を楽しんだり、人と交流するなどして、脳を活性化させましょう。                                          

・仲間や支援者と楽しく交流しましょう

・家庭内や地域で役割を持ちましょう

このページの作成所属
福祉部 高齢介護室介護支援課 認知症・医介連携グループ

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