大阪府／平成２８年９月１２日特定個人情報保護評価点検部会議事録

更新日：2016年12月26日

大阪府個人情報保護審議会特定個人情報保護評価点検部会議事録

１．と　き　平成２８年９月１２日月曜日　午前１０時００分から午前１１時００分まで

２．ところ　大阪府庁新別館北館４階　職員会議室７・８

３．出席者　渡邊部会長、正木部会長代理、春名委員

４．議題

（１）「住民基本台帳ネットワークシステムに係る本人確認情報の管理及び提供等に関する事務（全項目評価書）」の記載内容の一部変更について

（２）特定個人情報保護評価書の公表状況等について

（３）その他

５．議事概要

（１）「住民基本台帳ネットワークシステムに係る本人確認情報の管理及び提供等に関する事務（全項目評価書）」の記載内容の一部変更について

　　ア　事務局による概要説明
　　　　　今回の変更箇所は重要な変更には当たらないが、本評価書については、本審議会において点検を受けた評価書であるた
　　　　め、変更内容について審議会で確認いただくものである旨説明。

　　イ　実施機関説明
　　　　　資料に基づき変更内容について説明

　　ウ　質疑応答（主な内容）

　　（委　　員）　共有フォルダを使って情報のやり取りをするという話で、資料１の３番のところにかっこ付きで一括提供依頼ファイルと
　　　　　　　　回答ファイルという形で、やり取りをすると書いてあるが、その説明はされていないのでは。

　　（実施機関）　これも、現状、ＵＳＢを使ってやり取りをしている内容と変わりはないが、いわゆる４情報をほしい側については、
　　　　　　　　住基ネットに照会し、データを作ってもらっている。今はそのデータをＵＳＢに入れて住基ネットに照会をかけて、結果その
　　　　　　　　４情報がかえってきて、作成されたデータをＵＳＢに格納するというやり取りを行っているが、そのやり取りを共有フォルダ
　　　　　　　　を通じて行うというふうに変わるということである。

　　（委　　員）　共有フォルダを使ってやり取りをした後は、問合せの回答ファイルを取得した場合、それを削除するのか。

　　（実施機関）　それを削除する方向で考えている。

　　（委　　員）　共有フォルダは、どのハードに記録されるのか。職員の個人端末に共有フォルダが設けられるという形になるのか。
　　　　　　　　それとも専用の共有フォルダを設置する端末があってそこの共有フォルダか記録媒体に記録されるということになるのか。

　　（実施機関）　専用のサーバーになる。正確に言うと、宛名システムが動いているハードになる。そのハード上で仮想の専用サーバー
　　　　　　　　　を立てて、その中で共有フォルダを管理するということになる。

　　（委　　員）　資料２の変更後の記載のところで、専用線を追加するということだが、元々書いてある電子記録媒体やフラッシュメモリ
　　　　　　　　　というのは、残しておいて問題ないのか。

　　（実施機関）　個人番号を扱わない本人確認情報の利用については、今までどおりの運用で行うことを考えており、一括提供を行う
ときは、ＵＳＢメモリを介して、代表端末にアクセスをしてやりとりを行うことを予定している。今回の変更については、
あくまでもマイナンバー事務の変更になるので、両方の記載を残している。

　　（委　　員）　マイナンバーに関係しないものは、電子記録媒体を使ってもいい、マイナンバーを使う場合は専用線を用いて行うという
　　　　　　　　のは、この表現だとわからないのではないか。

　　（実施機関）　記載内容を例えば、マイナンバー以外は今までの分で、マイナンバーの分は今回の専用線というようなわかりやすい
　　　　　　　　記載にした方がいいということか。

　　（委　　員）　このままだと、前の内容を残して、さらに専用線が追加されているが、電子記録媒体でやり取りされるように見えてしまう。

　　（実施機関）　その部分は、記載内容を検討させてもらう。また、書類でご報告させていただくということでいいか。

　　（委　　員）　はい。

　（委　　員）　宛名システム上に仮想サーバーを置いて、そこに共有フォルダを作成するということだが、ここの管理はどのようになって
　　　　　　　　いるのか。宛名サーバーの運用管理はどういった形になっているのか。

　　（実施機関）　宛名サーバー自体の運用管理は、ＩＴ推進課で行っている。

　　（委　　員）　そこで、共有フォルダの管理も行うのか。

　　（実施機関）　はい。

　　委員から指摘のあった記載内容について、実施機関で検討の上、文書で報告することとした。

（２）特定個人情報保護評価書の公表状況等について

　　　事務局説明