平成27年7月10日特定個人情報保護評価点検部会議事録

更新日:2015年8月25日

大阪府個人情報保護審議会特定個人情報保護評価点検部会議事録

 

1.と き 平成27年7月10日(金曜日)午後3時00分から午後4時30分まで

 

2.ところ 大阪府公館 大サロン

 

3.出席者 渡邊部会長、正木部会長代理、春名委員

 

4.議題

(1)「高等学校就学支援金の支給に関する事務(公立高等学校分)」における特定個人情報保護評価書について(事前審査)

(2)その他

 

5.議事概要

(1)「高等学校就学支援金の支給に関する事務(公立高等学校分)」における特定個人情報保護評価書について

  ア 事務局による概要説明

  イ 実施機関による評価書案の内容説明

  ウ 質疑(主な内容)

  (委  員) 学校納付金システムから統合宛名システムへ情報を登録するとなっているが、登録するとは、書面で
        決裁をとった後、それをもとに学校納付金システムにある情報を統合宛名システムに送信するというこ
        とか。

  (実施機関) そのとおり。具体的には、csvファイルを生成し、そのファイルを統合宛名システムに送信することを
         考えている。統合宛名システムに登録する際、決裁番号を入力することを想定している。

  (委  員) 私学・大学課へ情報提供するのは、どういうときか。

  (実施機関) 公立から私学へ入りなおした転学や再入学のようなケース。過去の学校の在籍期間と就学支援金の
         支給期間が次の申請の際に必要となるので、私学・大学課へ情報を提供する。

  (委  員) 生徒が書類を持参し、教員が回収し、事務職員が集約して教育委員会へ提出するという流れか。

  (実施機関) 事務職員は、書類をクラスごと名簿順に編綴する。今年度までは、教育委員会へ持参しているが、
         今年度7月からは、職員が同乗する運送便で回収する。

  (委  員) この就学支援金の事務は、いつから行っているのか。

  (実施機関) 昨年から行っている。昨年は、1年が対象、今年は1、2年が対象、去年は約4万人、今年は4月で
         1年4万人、7月で1、2年の申請を受け付けるので8万人となる。来年は1年から3年が対象となるので、
         12万人が対象となる。

  (委  員) 対象人数が多いので、事務の流れの中で、書類の紛失等がおこらないか心配である。

  (実施機関) 生徒の約9割が申請する制度なので、申請書類等の個人情報の取扱いには慎重に取り扱っている。

  (委  員) 全体の印象として、同じ表現を繰り返している部分が多いと感じる。それぞれの項目にあった表現に
        変えたほうがいいのではないか。

  (実施機関) ご指摘を踏まえ、記載内容を改める。

  (委  員) 20ページのデータを物理的に削除とあるのは、データベースから削除するということか。

  (実施機関) そのとおり。データベースから削除するという表現に改める。

  (委  員) データベースから消去するという表現のほうがよい。

  (委  員) 26ページの重大事故の原因と影響が記載されていないのでは。

  (実施機関) 記載内容を修正する。
          
原因は、職員の不注意、管理ミスによるもの。
          
影響について、2次的被害はないと聞いている。

  (委  員) 20ページの「委託契約書中の特定個人情報ファイルの取扱いに関する規定」で再委託の禁止と
        記載されているが、その下の項目で、再委託を認める場合の条件が記載されているので、再委託
        については、原則として禁止という表現にしたほうが良い。                                                      

  (実施機関) 了解。修正する。

   (委  員) 27ページの重大事故について、学校に対する注意事項の周知や学校長・准校長に対する指示を
        するとあるが、学校内部において、教職員に対し、指示や周知徹底が行われているかについて確認
        等を行っているか。

  (実施機関) 流出事故のあった所属に対しては、個人情報の管理について職員会議等で教職員に対して周知
         徹底した旨を報告させている。同時に全府立学校へ情報提供し、個人情報の管理について全職員
         に周知するよう通知している。その結果の確認まではしていない。

  エ 委員審議(主な内容)

  (委  員) 説明いただいた内容については、だいたい理解できた。特に大きな問題点はないと思う。審議の
        内容等を踏まえ修正していただければと思う。

  (委  員) さきほど指摘があったように、同じ内容を繰り返して記載している部分については、項目に合わせて
        記載内容を修正していただきたい。

  (委  員) 基本は、表現上の問題である。内容としては重大な問題点はないと考える。

  (委  員) 教育委員会事務局でというよりは、学校で問題が起こりそうである。重大事故についても学校で
        起こっている。少し不安である。現場レベルでの管理の徹底が必要であると思う。

  (事 務 局) 7月に1、2年生の申請を受け付けて事務が錯綜すると思われる。本庁には臨時的職員が配置
         されると聞いているが、学校では措置されるのか。

  (実施機関) 昨年は、派遣職員を一定期間配置した。今年度は、賃金職員を一定期間、9か月程度配置する。
         まったく現場に人事的措置がないわけではなく一定配置している。

 

 次回の審議会で諮問を受け、答申の方向性を検討することとした。

 

 (2)その他

   ア 事務連絡等

     次回の日程等を確認

 資 料

   議題1 高等学校就学支援金全項目評価書 [Excelファイル/1.58MB] 参考資料 評価書(案)概要 [Wordファイル/26KB]

       高等学校就学支援金全項目評価書 [PDFファイル/1.18MB] 参考資料 評価書(案)概要 [PDFファイル/91KB]

このページの作成所属
府民文化部 府政情報室情報公開課 情報公開グループ

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