1.と き 平成27年9月29日(火曜日)午後1時00分から午後3時40分まで
2.ところ 大阪府公館大サロン
3.出席者 角松部会長、上田部会長代理、江口委員、熊委員、熊本委員
4.議題
(1)歴史的文書資料類に記録されている個人情報の取扱いについて(報告)
(2)被疑者の勾留時における通知制度について(新規諮問)
(3)住民基本台帳ネットワークシステムにおける本人確認情報の条例による利用について(継続諮問)
(4)授業アンケート非開示決定異議申立事案その2(継続諮問)
(5)その他
5.議事概要
(1)歴史的文書資料類に記録されている個人情報の取扱いについて(報告)
ア 実施機関説明
・主な説明内容は次のとおり。
平成25年3月に歴史的文書資料類に記録されている個人情報の取扱いに係る諮問を行い、平成25年6月に
答申をいただいた。その中で、個人情報を府民等の利用に供する際は、大阪府公文書館利用要領第2条別表で
定める取扱い基準に基づき、適切に運用することとなっている。この取扱い基準は歴史的文書資料類に個人情報
が含まれている場合に、マスキングして利用に供するかどうかの判断の参考にする基準である。
また、取扱い基準に基づく府民等による利用の状況については、概ね1年ごとをめどに、審議会へ報告を行うこと
とされているので、平成26年度の利用状況について報告させていただく。
平成26年度公文書館における年間閲覧申出数は221件、複写申出件数は186件であった。そのうち、個人情報
の取扱い基準に該当した件数は0件であった。
イ 委員質疑
・主な意見等は次のとおり。
(委 員)個人情報の審査は事前にされているのか。
(実施機関)所蔵資料は16万6000点、このうち個人情報が含まれていないであろう資料の数は14万4000点となって
いる。審査が済んでいるものは目録に記録しているが、再度資料の確認を行う。
(委 員)その審査をする人は決まっているのか。
(実施機関)2人である。
(委 員)判読に困るような資料はあるのか。
(実施機関)明治時代の資料は、筆書きのものもある。判読できない場合は、古文書が読める者に読んでもらう。
(委 員)利用するのは研究者が多いのか。
(実施機関)そのとおりである。
(委 員)どのような資料が閲覧されるのか。
(実施機関)「方面委員」に関する資料、「建築疎開関係書類」、「大阪教育百年史」で使用された資料等である。
(2)被疑者の勾留時における通知制度について(新規諮問)
ア 事務局による概要説明
イ 実施機関による報告・委員質疑
・諮問に係る事案の説明及びそれに対する委員との質疑が行われた。
ウ 委員審議
・書類の取扱いを明確にすることを条件に諮問内容を了解。
(3)住民基本台帳ネットワークシステムにおける本人確認情報の条例による利用について(継続諮問)
ア 事務局による概要説明
イ 実施機関による報告・委員質疑
・諮問に係る事案の説明及びそれに対する委員との質疑が行われた。
ウ 委員審議
・諮問事項について認めることはできない。ただし、諮問事項を条例に追加することについては適当なものとし、
上記システムを用いて行う事務手続の詳細が確定次第、あらためて事前に本審議会の意見を徴することを
求める。
(4)授業アンケート非開示決定異議申立事案その2(継続諮問)
ア 事務局による概要説明
イ 委員審議
・答申案を了解。
(5)その他
ア 事務連絡等
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府民文化部 府政情報室情報公開課 情報公開グループ
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