人権学習シリーズ あたりまえの根っこ しあわせになりたい!/5.一人ひとりのしあわせのために

更新日:2016年2月15日

「しあわせになりたい!」(めやす90分)

5.一人ひとりのしあわせのために

詳細な手順

ポイント

(10分)
説明3分、個人作業3分、グループ共有4分

個人作業
★それぞれの人が、何を「しあわせ」と思うかは、その人の価値観とつながっています。何を「しあわせ」と思うか、どのような価値観を持つかは、自由です。けれど、特定の「しあわせ」や価値観を押し付けたり、強調しすぎたりすることは、誰かを生きづらくさせることにつながります。
 どんな価値観にも、他の人のあり方を否定したり、傷つけたりする“落とし穴”がひそんでいます。
 自分の価値観を大事にしつつ、どんなことに気をつけておきたいか、今日、学んだことをふりかえって、文章をつくり、先ほどのワークシートの裏側に書いてください。

●以下の文を板書する。
「わたしは○○がしあわせだと思う。だからといって     」
「わたしは○○という考えを持っている。けれど     」

グループで共有
★書けたら、グループの中で共有していただけますか。

まとめ
★今日は、「しあわせ」をキーワードに、身近な価値観をふりかえりました。
 お互いの価値観を尊重する、というのは、よく言われることですが、自分の価値観はあたりまえすぎて無自覚になっていることも多いものです。無自覚なままでは、誰かを否定したり傷つけたりする“落とし穴”にはまってしまうかもしれません。自分の価値観を自覚することで、異なる価値観の人を尊重する姿勢を身につけていっていただきたいと思います。







• 例えば、「わたしは結婚がしあわせだと思う。だからといって結婚しない人を「かわいそう」と決めつけたりしない」「わたしは努力が大事だという考えを持っている。けれど努力だけでは乗り越えるのが困難なことがあることを知っている」といったものを考えてもらう。参加者の様子に応じて例を示すとよい。

•時間があれば、全体に発表してもらう。

 

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このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ

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