人権学習シリーズ あたりまえの根っこ しあわせになりたい!/1.趣旨とルールの説明

更新日:2016年2月15日

「しあわせになりたい!」(めやす90分)

ねらい

・自分自身の価値観をふりかえる。
・これまでの歴史の中でどのような価値観が重視されてきたかを知り、特定の価値観を強調することの危うさを考える。
・ 今の社会における中心的な価値観がどのようなものかを整理し、多様な人々がそれぞれの価値観を大切にしながら暮らしていけるために大切なことを考える。

キーワード

価値観、しあわせ

準備物

○資料「処世教訓出世競争すごろく」 1人1枚、○ワークシート「これってしあわせ?」 1人1枚、○A3(大きめの紙)1グループ1枚、○マーカー1人1本、○ホワイトボードと専用マーカー

プログラムの流れ

  1. 趣旨とルールの説明(5分):ねらいの説明など。
  2. お互い聴きあおう(15分):自己紹介と導入。
  3. しあわせな人生すごろく(35分):しあわせな人生について考える。
  4. しあわせって、なんだっけ?(25分):しあわせについての価値観を考える。
  5. 一人ひとりのしあわせのために(10分):異なる価値観を尊重するためにできることを考える。

1.趣旨とルールの説明

詳細な手順

ポイント

(5分)
★今日はワークショップ形式で学んでいきます。ワークショップというのは、講師が答えを持っているのではなく、この場にいるみんなでやりとりしながら、考えを深めていく学び方です。
 人権というと、難しく思われる方も多いかもしれませんが、できるだけ身近なところから考えていきたいと思っています。正解があるわけではありません。みなさんには、ふだんの言葉で、自分の思うことをおしゃべりしていただければと思います。
 そのために、3つ、お願いがあります。この場では、「協力・尊重・守秘」をルール(約束)としたいのです。

●「協力」「尊重」「守秘」と板書する。

★「協力」とは、お互いに学ぶために協力しあいましょう、ということ。「尊重」とは、それぞれのあり方や意見・思いを尊重しましょう、ということ。「守秘」とは、ここで出された個人の経験や考えはこの場にとどめる(外に持ち出さない)、ということです。
 今日は、価値観について、「しあわせ」をキーワードにしながら考えていきたいと思います。

会場設営の例: いすのみで、ファシリテーターに向かって半円形に並べる。

※ 会場の形は、アクティビティによって変えやすいよう、机なし、イスのみで設営しておく。机は後で使うときに出しやすいよう、横に置いておくとよい。

 

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このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ

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