人権学習シリーズ わたしを生きる 告げることから/2.同じところでビンゴ

更新日:2016年2月12日

「告げることから」(めやす90分)

2.同じところでビンゴ

詳細な手順

ポイント

(15分)
説明と個人記入5分、ビンゴゲーム5分、感想の共有5分

★はじめに、自分と同じところ探しをします。他の人と同じところがあるとどう思うかなどを、「同じところでビンゴ」をやりながら考えてみたいと思います。



•同じことで安心があったり、違うことで不安があったりということを考える。

シート1を個人記入する

●シート1を、1人1枚配付する。

★まず、シート1の1から9までの質問に答えてください。時間は2分です。




•書けたかどうか、参加者の様子を見る。

ビンゴゲームをする

★では、書き込んだシート1を持って、会場内を歩き回り、出会った人に、自分の名前を言ってから1問だけ質問します。相手の答えが自分と同じならばそのマスに丸をつけてください。終われば、次の相手を探して移動してください。
書いた丸が縦、横、斜めに1列に並んだらビンゴと言って、早い人から席に座ってください。座る席は、前の端から後ろに順番に座ってください。
やり方で質問はありませんでしょうか。
では、はじめてください。ゲームの時間は5分です。

●ビンゴゲームをやってもらう。

•やり方についての質問があれば説明するなど、やることがうまく伝わったかどうか注意する。

•動き回ることが不自由な参加者には、座ったままで紹介をしてもらう。

★では、終了です。•参加者の半数くらいが座ったり、時間になったりしたら、終了する。

感想を共有する

★いかがだったでしょうか。感想を紹介していただけますでしょうか。
早くに座られた方、いかがでしたでしょうか。

●1、2人に感想を聞く。



•どのような状況があってビンゴになったかを共有するため、早く座った人から聞いてみる。

★なかなか座れなかった方はどうでしたか。

●1、2人に感想を聞く。

★同じであることでうれしかったり、安心したり、逆に同じでないことに不安を覚えたり、寂しくなったりといったことがあるかもしれません。
このゲームでは、同じ人が多くいると有利になり、少なければ不利になるということがありましたが、このようなことは、日常生活の中でもあると思います。




•つぎに、なかなか座れなかった人から意見を聞き、早く座れた人との状況を対比させてみる。

 

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このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ

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