大人が持つ力1 子どもの権利ってなんだろう?【保護者編】(めやす90分)
4 子どもの権利と「力」「資源」の使い方
動き(プログラムの流れ) | ポイント |
(説明5分 グループワーク45分 説明5分) ★では、配付した資料を見てください。
● 資料の1番・2番を使って、「子どものエンパワメント」「子どもの権利条約」などについて説明する。 | |
(20分) ★次に、子どもの権利を保障するために、その「力」「資源」を使ってやるべきことについて出してください。
ここでいう権利とは、子どもの権利条約に謳うたわれている「生存」「保護」「発達」「参加」の権利です。その権利を侵害する、やってはいけないことや、まったくその「力」を使わなかった状態(放棄)も考えてください。18歳未満の子どもを対象に具体的にイメージして考え、話し合ってください。年齢を絞った方が話し合いやすければ、それでもかまいません。話し合った内容を模造紙に書いてください。 (15分) ★次に、大人の「力」や「資源」のそれぞれの使い方で、「子ども」がどのように感じ、考えるかについても話し合って書いてください。 | • ホワイトボードにシート1の表を書きうつしながら、資料を使って説明を 行うと分かりやすくなる。
• まず、「経済力」などの例示を使って、参加者全員で「やるべきこと」「やってはいけないこと」について考えるとグループワークに入りやすくなる。 |
(10分) ●グループからの発表とまとめ
★各グループから、発表してください。時間は各グループ30秒程度でまとめてお願いします。 (5分) ● グループからのまとめなどにもふれながら、資料の3番を使って虐待の種類や現状について説明する。
★子どもの権利を考えるとき、当事者である子どもの「参加」を保障することが忘れられやすいです。子ども自身が権利の主体者であることを忘れないことが大事です。 | •虐待は、英語で“abuse”といい、力の濫らんよう用・誤用という意味。このワークを通して、虐待の意味を考える。資料として、虐待の種類や検挙数などをプリントにして、配付するとより効果がある。 |
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このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ