1.差別を個人の行為としてのみとらえるのではなく、社会の構造としてとらえ、すべての人にとって取り組むべき課題であることを理解する。
2.意識や気持ちのあり方など、内面に焦点を当てるだけでは差別解消は困難であることを理解し、具体的な場面を想定した学習を通して、現実に実行可能な行動の選択肢を増やす
3.自らが変化することによって、社会をより良いものに変えることができる、という、肯定的で効力感をもった社会への見方・関わり方をめざす。身近な運動会をもとに、「能力の差」と「差別」、「区別(差)」と「差別」との違いについて考える
構造的差別、中立、責任
動き(プログラムの流れ) | ポイント | |
今日はワークショップ形式で学んでいきます。ワークショップというのは、答えがあらかじめ決まっているのではなく、参加者のみなさんがやりとりしながら、考えを深めていく学び方です。 人権というと、難しく思われる方も多いかもしれませんが、できるだけ身近なところから考えていきたいと思っています。 正解があるわけではありません。皆さんには、普段の言葉で、自分の思うことをおしゃべりしていただければと思います。 そのために、3つ、お願いがあります。この場では、「協力・尊重・守秘」をルール(約束)としたいのです。「協力」とは、おたがいに学ぶために協力しあいましょう、ということ。「尊重」とは、それぞれのあり方や意見・思いを尊重しましょう、ということ。「守秘」とは、ここで出された個人の経験や考えはこの場にとどめる(外に持ち出さない)、ということです。 |
●「協力」「尊重」「守秘」と板書する。 |
このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ
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