人権学習シリーズ 同じをこえて その「ちがい」は何のため? 女性専用車両で考える特別な措置/4

更新日:2023年3月24日

人権学習シリーズvol.6 同じをこえて その「ちがい」は何のため? 女性専用車両で考える特別な措置。めやす30分

4.新しいアイデアを考えよう!!(5分)【つなぐ】

動き(プログラムの流れ)

ポイント

1)今、説明したように女性専用車両は暫定的な措置であり、最善の方策ではありません。本当の目的は、誰もが安心・安全に公共交通機関を利用して行動できることであり、女性専用車両はその方策の一つなのです。さて、今日は最後に、性犯罪被害をなくすためにできること、更に付け加えるべき他の案、より良い代替案を各グループで考えていただきます。

2)各グループから発表してもらう。

想定されるアイデア
・混雑の緩和
・車掌などの配置
・ブザーの設置
・監視ビデオの設置
・広報活動
・厳罰化

[おわりに]

動き(プログラムの流れ)

ポイント

ありがとうございました。ユニークな案も実現可能な案も出てきたようですね。

こうして性犯罪被害をなくすために多くの人が共に話し合い、知恵を出し合うことが大切だと思います。

今日は、女性のみを対象とした措置について、6つの事例の比較検討を通して、差別是正のための特別措置と集客サービスとしての措置の違いについて考えてきました。また、積極的差別是正(特別措置)の本来の趣旨を知り、それが逆差別ではないということも学んできました。

これからも、その「ちがい」の背景に実態的差別があるかどうかを判断する姿勢を身につけたいものです。

準備物

●ワークシート1個人作業用(3択)    人数分
●ワークシート2個人作業用(座標軸)   人数分
●ワークシート3(事例カード)各グループ1セット
●模造紙(半裁)       各グループ1枚(横置き)
●マーカー(黒、赤、青3色以上)  各グループ1セット
●解説資料          人数分
●のりあるいはセロハンテープ 各グループ1セット
●タイマー
●ホワイトボードとホワイトボード用マーカー(黒、赤、青)
●模造紙を掲示するためのマグネットあるいはセロハンテープ

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このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ

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