手づくりおもちゃをつくろう ―交替で見守り参加―
対等、安心、信頼
・遊びをきっかけにして、いろいろな交流の中で、気持ちが通じ合う体験を積み重ねる。
・自分の子どもから目を離し、他の子どもを見守る経験から、他の子も自分の子も大切だと感じる。
80分
ラベルのついた空ペットボトル:人数分 チラシ・薄紙:1人2枚から3枚
牛乳パック・空き容器:2、3人に1つ セロテープ:1つから3つ
資料2:人数分 はさみ:予備として2本から3本
長机:2本(きらきらペットボトルをつくる人数に合わせる)
※持参してもらう物:はさみ
あればペットボトルや牛乳パック(洗って乾かしたもの)
(10分) 1 受け入れと自己紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●ねらいを共有する
(15分) 2 みんなでこんにちは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●みんなで楽しむ
(40分) 3 手づくりおもちゃづくり/交替で見守り参加・・・・・・・●子どもの力を見つける
(15分) 4 片付けとふり返り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●人の子も自分の子も大切
・資料2「きらきらペットボトル」に○か△を記入しておく(あとで2グループにわけるため)。
・前もって資料1「くるくる棒」・資料2「きらきらペットボトル」を参考にして、チラシでくるくる棒を2本から3本、きらきらペットボトルを1つ見本としてつくっておく。
・持参してもらった物(はさみ・ペットボトルなど)を持って、丸くなって座る。
・用意していた材料もまん中に置いておく。
・並べる たたく ころがす 積む なめる 持って走る つなぐなど、遊ぶ様子を見守る。
さっそく遊んでくれていますね。○○です。みなさんとの出会いを楽しみに来ました。みなさんは、日々、お子さんから目を離さないように奮闘されていることと思います。今日は、少しの時間、ご自分のお子さんから気持ちを離してみるひとときをつくりたいと思います。授乳や水分補給は自由にしてくださいね。
・チラシでつくったくるくる棒2〜3本を見せる。
これはチラシを折って、くるくる丸め、端をセロテープで止めています。
空の牛乳パックやペットボトルに入れたり出したりして遊びます。
みなさんも1本つくってみましょうか。
まだ途中だと思いますが、また続きをしてもらう時間もありますので、少し手を止めてこちらを見ていただけますか。
ペットボトルのラベルをはがしてみますね。これはシャカシャカして、このラベルだけでも子どもは遊んでくれます。ハンカチに包んで赤ちゃんのおもちゃにしてもいいかなと思います。このラベルは水に強いので、今日はこれを細く切って、きらきらペットボトルをつくりたいと思います。これができあがりなんです。
・見本のきらきらペットボトルを見せる。
・資料2を配布する。
今からお配りする資料は、交替でみなさんにつくっていただく、きらきらペットボトルの手順です。資料の上の角に記入している○△はつくる人と子どもを見守る人のグループです。
○と書いてある方?△と書いてある方?(手を上げてもらう)ありがとうございます。資料は目を通していただきましたらカバンの中に入れておいてください。
○グループはきらきらペットボトルをつくります。△グループは自分の子どもと一緒に○グループの子どもを見守ってください。
※部屋の広さにもよるが、子どもたちが遊ぶ横でおとなが作業をする。子どもはすんなりと離れなくて当たり前だという気持ちや、みんなで子どもに危険なことがないか見守ってほしいと伝える。きらきらペットボトルをつくる時も、子どもを見守り保育する時も、隣の方とおしゃべりし、気軽に楽しむ。
【ワンポイントアドバイス】
水は両グループがペットボトルを切り終えてから最後に入れる。または、帰ってから入れる。
・○グループと、△グループを交替する。
・使った材料などを片付ける。
・持って帰りたい物を持って、丸くなって座る。
みんな一緒のおみやげができました。他のお子さんに直接関わることはなかった方もいらっしゃると思いますが、いろいろな遊び方や過ごし方があるのだと感じられたのではないでしょうか。他のおとなに抱かれたり、自分から少し離れて遊んでいる子どもを見て、何か感じるところがあったかもしれませんね。今日は、初対面にもかかわらず、なごやかな雰囲気で過ごせました。おとなが笑顔でおしゃべりしていると、子どもが安心するのを感じます。人とのつながりが遊びの原点ですね。
今日はありがとうございました。
※人数や場の雰囲気で数人の方に感想を言ってもらったり、おもちゃをつくっている時などに感想を拾い、了解を得た上で紹介してもよい。
資料1 くるくる棒(ファシリテーター用資料) / [PDFファイル/1.23MB]
資料2 きらきらペットボトル / [PDFファイル/973KB]
このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ
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