人権学習シリーズ ぶつかる力 ひきあう力 冊子の構成と使い方

更新日:2016年2月9日

冊子の構成と使い方

冊子の構成と使い方について、目次に沿ってご説明します。

参加体験型学習(ワークショップ)を進めるために

 参加体験型学習の企画から実施までの過程でのポイントや留意する事項など、共通して必要となる情報がまとめられています。

学習プログラム

 プログラム本文では、それぞれのねらいに書かれている学習内容を達成するために、いくつかのアクティビティ(学習活動)を組み合わせたプログラムを掲載しています。
 
1.理論・概念からのアプローチ  
      プログラム 「対立」に向き合う姿勢づくり
          さまざまな立場 みんな当事者
  この部分では、まず「対立」に向き合うために基本となることを学びます。具体的には、「対立」とは何かを理解するために対立のとらえ方、対立と感情との関係、対立する個人や集団などと暴力との関係を学びます。

2.具体的課題からのアプローチ
  プログラム 「暴力」はわたしには関係ない?!
          職場のセクシュアル・ハラスメント
          パワハラを知っていますか?
          障がい者とともに
  これは、現実にある対立の課題を題材に、いかに問題を解決していくのか、ということを考えるプログラムです。

3.解決のための方法
  プログラム 「対立」に向き合うスキル
  最後に、解決のための方法を学ぶプログラムです。対立に向き合うときには、その場で主張されていること(要望)と、その背景となっていること(本心)を分けてみることが大切です。そこを分析し、紐解くことから解決に向けた糸口を探します。また、対立を解決するために自分の気持ちを過不足なく相手に適切に伝える方法も学びます。

◆プログラムの表記について◆
  プログラムの表記は以下のようになります。
  「ねらい」
      …なぜそのプログラムを提供し、何を考えてもらうかが書かれています。
    「プログラムの流れ」
      …プログラム全体の流れと、そのポイントが書かれています。
    「アクティビティの進め方」
      … アクティビティごとに詳しく説明をしています。ファシリテーターがどう動き、何を指示するのかをわかりやすくするために、「」後の青字部分で、ファシリテーターや参加者の動き、その際の注意事項等を書いています。またページ横には、板書や動きの例など、ファシリテーターが学習を進める時に参考になる絵や図などが書かれています。
    「ファシリテーターのために」
      … プログラムを締めくくる言葉・このプログラムで考えてほしい内容が書かれています。まとめに悩む場合など、参考にしてください。
    「ワークシート」「プリント」「資料」
      … 参加者に配るワークシートや資料を、このままコピーして使ってもらえるように掲載しています。また、ファシリテーターがアクティビティを進めていく上で参考となる資料やコラムも掲載しています。

やってみました!

(−実践例− 職場のセクシュアル・ハラスメント)
 本冊子の「職場のセクシュアル・ハラスメント」を実際にやってみた実践例を載せています。紙面を見ただけではわからない、実際にやってみての気づきなど、皆さんがプログラムを実施される場合の参考にしていただければと思います。 




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このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ

ここまで本文です。


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